療養型病院見学へ
2007年01月03日(水)
高速道路インターからほど近い郊外に、
その病院はありました。
内科と精神科(認知症)の療養型病院でした。
受付や相談室はホテルのような豪華さで、
これなら母もゆっくり療養できると妹とホッとしたのですが、
実際閉鎖病棟へ案内されて見た現実は、
私たちを暗い気分にさせました。
電気治療まで受けた人を内科では
受け入れ不可能だと言われ、
母は認知症の病棟へ転院することになりました。
1ヶ月待ちとのこと。
妹と話し合った結果、
母に必要なのは自宅のような場所でリハビリをし、
できるだけ以前のような生活ができるように最善を尽くそうということでした。
それには病院ではなく、
老人保健施設にできるだけ早く移そうということになりました。
転院するまでの1ヶ月の間、
妹の家に近い老人保健施設に予約を入れました。
3ヶ月待ちとの回答でした。
幸い母は段々に表情が豊かになり、
1月半ばには「私は何故ここにいるの?」と
訊いて来るまでに回復して来ました。
ようやく以前のような会話ができるまでになって来ました。

2007-01-03 23:20 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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転院先を探す
母への電気治療は続きました。
父が亡くなるまでは普通の生活をしていた母が、
車椅子に乗せられ無表情できざみ食を食べている姿は、
今も脳裏に焼きついています。
病院へ行きたくないという本音と戦いながら、
年は明け2005年になりました。
予約していた相談室へ行くと、
いくつかの療養型病院を紹介されました。
相談員さんが先方へ電話もして下さり、
その中に1軒へ見学を兼ねた相談へ行くことになりました。

2007-01-03 23:04 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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性別:女
海の見える家で暮らしています。通信制大学で心理学を勉強し、2011年春卒業しました。

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