自閉症のすべてがわかる本
2011年06月15日(水)


http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4062594056.html


今年5月転勤になり新しい学童クラブで

精神遅滞を伴う自閉症の男子(小学2年生)を担当しています

先週はパニックを起こして

指導員をひっかく、爪を立てる、かむ、

物をひっくり返す、絵本を破る・・・

の日々でした


自閉症の子どもをもつ友人にいろいろと教えてもらい

一番ポピュラーなTEAACHという療育方法の本

「自閉症のすべてがわかる本」を借りて読みました


去年大学のスクーリングで行動療法を勉強したので、

行動分析のも借りてみました





http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000031608620&Action_id=121&Sza_id=E1

自閉症が治るわけではありませんが

行動分析で問題行動を減らすことができるそうです



大学卒業後、自閉症の子供の担当(加配)することになったのも

何かのご縁

応用行動分析(ABA)の勉強を始めることにしました

2011-06-15 18:47 | 記事へ | コメント(6) | トラックバック(0) |
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・・・にもかかわらず笑顔を示す
2011年06月09日(木)
カウンセラー氏にお貸ししていた

とともに戻ってきました

はこちら→ http://blog.zaq.ne.jp/family/article/1306/



お礼の言葉と

まだ涙の段階を越えられずにいること

回復には長い時間がかかりそうだ、ということ

少しずつ行動化していこうと思っている、

ユーモア(・・・にもかかわらず笑顔を示すこと)を

心がけます



と書かれていました



発達障害のある息子が小学生だった頃

あれこれと悩んでいた私に

「行き詰ったらユーモアですよ」

とアドバイスしてくれたことを思い出しました



区役所の窓口に行っても

社会保険事務所でも

突然涙が流れるのを止められなくて困っている、

情けないです、と仰いました


泣くことに専念することが

悲嘆からの回復を一番助ける、とにありました


たくさん涙を流して

笑顔を取り戻していただきたいです


2011-06-09 22:59 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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風と太陽、波と潮と地熱
2011年06月08日(水)
今日の朝日新聞夕刊

池澤夏樹氏の連載コラム「終わりと始まり」に

「その気になれば」というエッセイが掲載されています


作家ってすごいな

私の心の中でずっと言葉にならなかった思いを

ちゃんと文字にしてくれてるんだもの




抜粋

・・・・核エネルギーはどこか原理的なところで

人間の手に負えないのだ

それを無理に使おうとするから

嘘で固めなければならなくなる

まずは自分たちを欺いて安全と信じ込もうとする

そこに科学的根拠はない

他の国の他の会社が運営しても

いつか違う種類の

しかし同じように恐ろしい事故が起こるだろう・・・





原子力に代わるエネルギーは

どれもがまだ未成熟だけれど

「その気になれば」と氏は言います




・・・・日本という高度に工業化された国が

その気になれば

エネルギーの風景はがらりと大きく変わり得る

ナウシカの住む谷は

意外に近くにあるのではないか。





池澤夏樹氏の公式サイト「3.11」より

http://www.impala.jp/3.11/index.html




・・・ 地震と津波は多くを奪ったし、

もろい原発がそれに輪をかけた。

その結果、これまでの生活の方針、

社会の原理、産業の目標がすべて変わった。

多くの被災者と共に

電気の足りない国で放射能に脅えながら暮らす。

つまり、我々は貧しくなるのだ。

よき貧しさを構築するのがこれからの課題になる。

これまで我々はあまりに多くを作り、

買い、飽きて捨ててきた。

そうしないと経済は回らないと言われてきた。

これからは別のモデルを探さなければならない。

被災地を見て、要所要所に賢者はいると思った。

若い人たちもよく動いている。

十年後、この国はよい貧乏を実現しているかもしれない。

2011-06-08 22:34 | 記事へ | コメント(4) | トラックバック(0) |
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悲しみの中にいる、あなたへの処方箋
2011年05月27日(金)



立ち読みできます↓
http://www.shinchosha.co.jp/books/html/321222.html


図書館に予約を入れてから2か月

ようやく順番が回ってきました


著者は元国立がんセンター総長

現職時代、奥様をがんで亡くされ 

想像を絶する悲しみと苦しみに襲われます

絶望の淵をさまよい、ようやく立ち直って

これまでの経過をこのにされました↓





立ち読みできます↓
http://www.shinchosha.co.jp/books/html/321221.html



このの反響は大きく、たくさんの読者の声が届けられました

「この苦しみはいつまで続くのでしょう」
「自分の状態は異常なのでしょうか」

その声に対し、死別悲嘆の経験者として、

また医師としての答えが、

いま私が借りている

「悲しみの中にいる、あなたへの処方箋」

です


私たちの個性が人それぞれ違うように

悲嘆にもさまざまなかたちがあります

研究によれば

配偶者を亡くして2か月〜9年が経過した

24名の方の面接調査で

784にも及ぶ多種多様な心理状態と

559の対処方法があった、そうです



「千の風になって」がピンとこない、

と仰る方もいらっしゃいます

悲嘆のプロセスは

そのまま、その人の人生なんですね






2011-05-27 18:11 | 記事へ | コメント(4) | トラックバック(0) |
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今日の夕食
2011年05月17日(火)
たけのこをいただいたので春巻きを作りました

揚げずにフライパンに油をひいて焼きました




そして八百屋さんの店先でみつけた空豆

さやのまま魚焼きグリルで焼きました



蒸し焼きになって美味しさ封じ込め




空豆といえば・・・


http://www.ehonnavi.net/ehon/203/%E3%81%9D%E3%82%89%E3%81%BE%E3%82%81%E3%81%8F%E3%82%93%E3%81%AE%E3%83%99%E3%83%83%E3%83%89/


あんなに大きなさやの中に

空豆は1粒しか入っていないのですよね

不思議だ〜

2011-05-17 23:55 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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メディアとパーソナリティ
去年は卒論指導を受けるために

数回大学へ通いました

その際、中学の同窓会があり

30年ぶりに友人に再会しました

同窓会では直接お話できなかったものの

あとからでメールのやりとりをするようになった友人がいます




http://www.nakanishiya.co.jp/modules/myalbum/photo.php?lid=726


果たしてメディアは私たちの性格に影響を与えるのか?

テレビ、テレビゲーム、インターネット、ケータイ。

私たちが日頃親しむ各種メディアが性格にどのような影響を及ぼすのかを検証する!



の第二章を担当されています

執筆された方々ができるだけ私たちにわかりやすい言葉を選んで

書かれたことが伝わってきます

心理学用語が少しだけわかるようになったような気がする今

もっと勉強したい気持ちにさせてくれるでした



ゲーム脳仮説は息子が小学生のころ全盛期でしたが

現在では科学的根拠が懐疑的だとされているようです




保護者のためのメディア・レビューや情報を総合的に提供できるサイト

「子どもとメディアについての参加型情報サイト」を

友人が準備中ですのでご紹介します


情報サイト準備室開設ポリシー
http://akikoguma2010.blog52.fc2.com/blog-category-2.html


準備室
http://akikoguma2010.blog52.fc2.com/

2011-05-17 21:53 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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MEGAQUAKE-巨大地震
2011年05月06日(金)
地震後、図書館に予約を入れていた

順番が回ってきました



NHKスペシャルの放送が2010年

ちょうど阪神淡路15年目のことでした

MEGAQUAKE(メガクエーク=巨大地震)とは

研究者の間でマグニチュード8以上の

地震をさす用語だそうです




今読んでみると

10mの防波堤をはるかに超える津波、

津波によるコンビナート火災、

その火が津波とともに市街地へ押し寄せる可能性、

東京の高層ビルでの長周期地震動、


など今回の地震を予知した内容に戦慄を覚えます



以下本文より抜粋

・・・巨大地震は繰り返す。

しかしその間隔は

人間ひとりの一生と比べればはるかに長い。

地震との闘いは、忘却されゆく記憶との闘いでもあるのだ。
                        
                     (本文P47より)




まさに「天災は忘れたころにやってくる」(寺田寅彦)です


首相が浜岡原発の稼働停止要請をした、

というニュースが流れました

次世代に負の遺産を残さないようなエネルギー開発に

英知を結集してほしいと思います




NHKスペシャル
MEGAQUAKE巨大地震
あなたの大切な人を守り抜くために!
 ↓
http://www.shufu.co.jp/megaquake/index.html

2011-05-06 22:59 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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正しいパンツのたたみ方〜新しい家庭科勉強法
2011年04月22日(金)
高校の英語の教員だった著者は

男性初の家庭科教員の一人として再採用されました







「わたし的家族のボーダーライン」と題した授業では、

「家族」の条件について考えます


この人たちは、10年以上一緒に暮らしています

あなたが「家族」だと思うのはどれですか?


 お父さんと子どもたち

 お母さんとお父さんと子どもたち

 おじいちゃんと孫

 友だち同士

 養護施設での暮らし

 結婚していない2人の暮らし

 結婚している2人の暮らし

 障害をもった人と介助者の暮らし

 養子の子どもを迎えた暮らし

 おじいさんとおばあさんとねこ


家族だと思う理由、思わない理由を

生徒たちが思い思いに発言しています

「一緒に生きていこう

一緒に暮らしていこうと思うのが家族」

こんなこと言える高校生、すごい

こんな授業を受けることのできる高校生、

羨ましい



タイトルの「正しいパンツのたたみ方」は

読んでいくうちに逆説なんだとわかります

「ある人にとっては当たり前だったり

やるのが当然だったりすることでも

別の人にとっては必ずしもそうではないことが多い。

2人が妥協点を探す柔軟性、

相手を尊重する姿勢も大切です」


夫婦、親子、きょうだい、

家族は人間関係の基礎なんですね


http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4005006744.html

2011-04-22 23:57 | 記事へ | コメント(4) | トラックバック(0) |
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ニックネーム:mkfamily
性別:女
海の見える家で暮らしています。通信制大学で心理学を勉強し、2011年春卒業しました。

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