だいじょうぶ 自分でできるこだわり頭のほぐし方
2011年02月04日(金)
図書館の予約順番が回ってきました


イラスト版 子どもの認知行動療法
だいじょうぶ 自分でできるこだわり頭(強迫性障害)のほぐし方
ワークブック





http://www.akashi.co.jp/book/b66094.html


強迫性障害とは、簡単にいえば「わかっちゃいるけどやめられない」

妹の子ども(10歳)が、緊張する場面で何度もトイレに行くというので

このを紹介しました


アメリカで出版された本の翻訳ものなのですが

日本人の気質に合うかどうか少し心配


強迫性障害=OCDをいう言葉を説明して

OCDと戦う方法を考えさせています

日本人の精神性として「曖昧」という側面がありますが

このではOCDという対象をハッキリさせています

気にするから子どもにはハッキリさせたくない、

と思う母親もいるでしょう

日本の文化に合った行動療法が

これから編み出されていくのかもしれませんね


中身検索はこちらから↓

http://www.amazon.co.jp/%E3%81%A0%E3%81%84%E3%81%98%E3%82%87%E3%81%86%E3%81%B6-%E8%87%AA%E5%88%86%E3%81%A7%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A0%E3%82%8F%E3%82%8A%E9%A0%AD-%E3%81%AE%E3%81%BB%E3%81%90%E3%81%97%E6%96%B9%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF-%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E3%81%AE%E8%AA%8D%E7%9F%A5%E8%A1%8C%E5%8B%95%E7%99%82%E6%B3%95-%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88%E7%89%88%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E3%81%AE%E8%AA%8D%E7%9F%A5%E8%A1%8C%E5%8B%95%E7%99%82%E6%B3%95/dp/4750331074

2011-02-04 15:36 | 記事へ | コメント(3) | トラックバック(0) |
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脳梗塞からの”再生”〜免疫学者 多田富雄の闘い
2010年12月30日(木)
卒業研究が完成するまで読むのを我慢していたです





免疫学の世界的権威であり
執筆活動や能の脚本をも手掛ける文化人でもありました

リハビリによって

新しく回路がつなぎ直された身体は

失ってしまった神経細胞に代わり、

新たに獲得した「新しい身体」なのだ、

リハビリは元に戻すためのものではなく、

新しいものを創造する作業なのだ、と氏はいいます

今年の春、前立腺癌の転移によって76歳で亡くなりました


「文学者は相対性理論を、科学者はシェークスピアを読め」

が口癖だったそうです


Amazonで中身検索
  ↓

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2010-12-30 22:04 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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子供をもつと夫婦に何が起こるか
2010年12月03日(金)




1995年に出版された初版本を持っています

今回の卒論のために引っ張り出してきました


子供が生まれることによって夫婦は親へと移行していきますが

「赤ちゃんが夫婦を引き離す」というのがこののテーマです

私もこの実感を持ちながら育児をしていた記憶があります

子供の誕生が夫婦におよぼす影響を

第一子誕生から7年間にわたって250家族を追跡調査し分析した研究です

初版本を手に入れていたのは
今たずさわっている卒業研究テーマを予感していたのかもしれません



http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1101256470/subno/1

2010-12-03 22:09 | 記事へ | コメント(4) | トラックバック(0) |
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カウンセリングの限界
2010年11月01日(月)

発達障害は治りますか?より



カウンセリングってなんか中途半端に助けてくれるっていうか


本当に病んでいるときにカウンセラーに話してもお金の無駄っていうか


他人の気持ちは本来わかりっこないのだとの
信念をもっている人じゃないとだめだよね


人の痛みが自分の痛みになるわけがない


うさんくさいと思うのはそこですね、わかるわ〜とか言ってるのを見ると
そんなのわかりっこないだろうと思ってしまいます


こういう常識的なことを心理学の教室じゃ教えないの、講義のとき


講義する先生方がそれを知らないから教えられないのだと思います





このの対談には

神田橋医師からスーバーヴァイズを受ける臨床心理士も参加しています

夏スク「カウンセリング論」の中で

「カウンセリングは万能か」というディスカッションがありました

発達障害の支援には

スクールカウンセラーよりもOT(作業療法士)の方が実践的なんでしょうね

2010-11-01 22:30 | 記事へ | コメント(6) | トラックバック(0) |
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読んでます
2010年10月30日(土)
琴線に触れた言葉はたくさんありますが

途中まで読んで私にフィットした言葉を

……………


精神療法の到達点は
自己実現でしょう


じゃあ自己実現って何だろうって何年か考えました


結論としては 遺伝子ができるだけ開花することだろうと


「鵜は鵜のように、烏は烏のように」と全国に言って回るようになりました


自己実現が達成された状態はどうしてわかるか、それはわかりますよ

のびのびなりますし
寛容になります


自己実現している人は硬いところがなくなりますから
フレキシビリティが高まります
どんな頑固な人でも鋭い人でも
フレキシビリティが高まります

だから自分でわかりますよ


目標を立ててそれに向かってやっていく
それで失敗して修正しながらやっていく

こいつをやった人は一般の人の中にも
ほとんどいないです

2010-10-30 17:55 | 記事へ | コメント(4) | トラックバック(0) |
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行く手を阻むもの
2010年10月28日(木)
今年の4〜6月頃に図書館で予約していた

なぜかこの時期に続けて順番が回って来ました


読みたいでも時間がない


私の行く手を阻むのは台風だけじゃない











どれも発達障害の秀本ばかりです

特に「日本でいちばん大切にしたい会社」は

障害者を積極的に雇用している会社ばかり

続編も出ているようです

なかなか手元に回ってこなかったのに

なぜこの時期に


往復で読むことにします




2010-10-28 22:51 | 記事へ | コメント(3) | トラックバック(0) |
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障害者差別の社会学〜ジェンダー・家族・国家
2010年10月17日(日)

予約していた関連本が続々図書館に届きます

読むのに夢中になってついKJ法そっちのけに




障害児の母親への膨大な聞き取り調査による調査研究です

圧倒されました

私の卒業研究はジェンダーに絡んでいると思っていたけど

甘っちょろかった

高価なですがこれは手元におかなくてはならないでしょう

あとがきの中の一文にとても共感させられました



・・・とりわけ東京に生まれ育った私にとって、

大阪に移り住んだことはたいへん意義のあることだった

異文化ショックによって多くを学んだことや、

人間を肌で感じることのできる文化風土、

庶民の力の伝統は大いに私を育ててくれた

そういえばものごごろついてからの私にとって

もはや東京の暮らしよりも長くなった

大阪という土地から見える日本社会への視座も

重要な肥やしとなっている・・・

2010-10-17 23:30 | 記事へ | コメント(4) | トラックバック(0) |
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近代家族の成立と終焉
2010年10月16日(土)

卒研の為に関連本を乱読しています


http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4000027425.html







家族を成立させている意識(氏によればファミリィアイデンティティ)を、

歴史的・多角的に探っていきます

とても残念なのは、発達障害に対する彼女の誤解がまだあること
(自閉症親の会に謝罪をした過去があります、1994)

発達障害の原因を脳の器質ではなく、母子密着だと述べている箇所です

発達障害という器質的な一次障害と、社会的(母子関係含む)原因による二次障害とは

区別して考えなくては、本物のフェミニストとは言えないのではないでしょうか


偶然、今朝の朝日新聞土曜版「悩みのるつぼ」の回答者が上野氏でした

相談者は経済的理由から離婚できない40代の主婦、結婚当初から夫婦仲が悪く、

娘が4歳の時虐待をしてしまった、13歳になった娘がそのことを覚えていて責められている。

謝罪はしたがしつこいので、

「望まない妊娠の結果生まれたお前が嫌いだ、自分は不幸だ、

お前なんか生まれてこなければよかった」と言ってしまった、という内容

上野氏は、何度でも謝罪することをアドバイスし、

「母の愚痴の聞き役になった娘は早く大人になることを強いられますが、

それでも母を憎むよりは母の盟友に、なるほうがましでしょう。・・・中略・・・

不幸な母親は子どもを不幸にします。

どんなやり方であれ、まずあなた自身が不幸であることをやめること。

そしてこれこそが、わたしがわたし自身の母に、生きているあいだに伝えたかったことです。」

氏の研究や思想の原点を垣間見ることのできる文章でした

2010-10-16 14:31 | 記事へ | コメント(7) | トラックバック(0) |
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ニックネーム:mkfamily
性別:女
海の見える家で暮らしています。通信制大学で心理学を勉強し、2011年春卒業しました。

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