家族は小さな社会
2007年11月22日(木)
夕方母からが来た。
「久し振りに兄と弟に電話してみたの。
元気そうだったわ」
母はあの時代(昭和初期)には珍しく、
3人きょうだいだったそうだ。
一人娘として可愛がられて何不自由なく育った。
男兄弟しかいないこと、
父が転勤族だったことなどから、
結婚後は冠婚葬祭以外で会うこともなかったようだ。
母が欝になって精神科に入院した時、
私は母の兄(伯父)に会いに行って欲しいと頼んだ。
母は「お願いだから帰って」とすげなく追い返した。
その後神戸に来ることが決まって連絡をして以来、2年ぶりだと思う。
兄は「僕は嫌われちゃったからね」と笑い、
母は「ごめんなさい、何を言ったのか全然記憶がないのよ」

父のきょうだいは仲がよかった。
しかし母とは折り合いが悪かったようで、
私も子ども心に何となくそれを感じていたように思う。

家族・親戚。
自分で選んだわけではない与えられた人間関係。
小さな社会、とも言われるけれど、
ここが自分の人間関係の原点なんだよね。

母の兄弟が神戸に遊びに来てくれたらいいのにな
想像つかないんだけど
せっかく母が失われた時間を取り戻そうとしているから。
でもあとは神様にまかせよう

2007-11-22 21:00 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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海の見える家で暮らしています。通信制大学で心理学を勉強し、2011年春卒業しました。

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