あれから6年
2010年05月05日(水)
父の七回忌を終えて

今日東京から帰って来ました

半年ぶりに父のお墓参りをした母

6年の月日が母の悲しみを癒してくれました

昔から何かと失言の多い叔母が

法事の席で母に

「どうしてあんな遠くに(神戸のこと)に行っちゃったの?」と

せっかく慣れてきたのに、まだそういうこと言うかねえ・・・




ところで

父の眠る霊園には、かつてカリスマと呼ばれた

ロックシンガーのお墓があります



ファンのお花が一年中絶えることがないとか



2010-05-05 21:58 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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少しは大人になったかな
2010年04月24日(土)
桜が咲いたことを忘れるくらい

肌寒い毎日が続きます

おまけに野菜が超高値

来週は早くもゴールデンウィークです

父の七回忌のために母を連れて

東京へ行く予定です


母は今ホームの騒音被害に悩まされているので

「実家で1人暮らしはできないかしら
         お陰で元気になったし」・・・と

父が元気な頃から

母は別居したいだの、離婚したいだの、

私は真に受けてあれこれ情報提供をして

そのうち母の気持ちが沈静化する・・・の繰り返しでした

今回も同じです

実家で1人暮らしの現実性がありません

無理でしょ〜と言いたかったけど我慢して

ロジャースを見習い「傾聴」「共感」を頑張りました

くたびれ果てて・・・ふと思い出しました

「人は自分のためには頑張れないけど
       愛する人のためには頑張れる」

今度母が同じことを言ったら

「気持ちはわかるけど、心配だから近くにいて欲しい

今のように一緒に出かけたり食事したりしようよ

孫が忘れた時の為に近くにいて欲しい」

と言おうと思っています



・・・私も大人になった・・かな

2010-04-24 23:36 | 記事へ | コメント(8) | トラックバック(0) |
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さくら茶
2010年04月04日(日)
母とお花見へ行きました



雲ひとつない青空
明石城と桜がお似合いです



お土産に買ったさくら茶



母が昔作ったことがある、と言いました

桜が好きだった父のことを思い出したのでしょう

2010-04-04 20:14 | 記事へ | コメント(4) | トラックバック(0) |
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お題は
2010年03月18日(木)


母は若い頃から少しずつ短歌の勉強をしていて、

こちらに来てからは通信で添削を受けていました


そんな母が昨日自分でに乗って

2駅となりの短歌教室へ見学に行きました


今朝その話を聴くために出勤前に母の部屋へ


行き先を間違えたこと、

親切な方がエレベーター前まで連れて行ってくださったこと、

などなど笑顔で報告するのを聴きました


短歌教室の参加されていたのは15名ほど

うち2名が男性で残りは女性だったそうです

みなさんの短歌2首が印刷されたプリントを眺めていると

面白いことに気づきました


貴重な男性2人は、そろって題材が「妻」

それに対して、女性陣の題材に「友」や「妹」はあっても

「夫(妻)」(歌の世界では夫も「妻」と詠むそうです)はゼロ

何だか可笑しくて切なくなりました


4月のお題は「かがみ」だそうです

今年79歳になる母の新たな世界が始まります



2010-03-18 10:22 | 記事へ | コメント(6) | トラックバック(0) |
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一歩
2010年02月21日(日)
最近母が老人ホームでの人間関係がわずらわしく

ホームの提供するプログラム(音楽療法、運動療法など)への

参加を減らそうと思っている、と

嫉妬や羨望やヤキモチの中に巻き込まれ

嫌気がさしたようです


以前からホーム以外での交友関係をもつことを

勧めていたのですが

今回ようやくその気になったようで

通信で学んでいた短歌を

外に学びに行くことになりそうです


一歩を踏み出すと

自分の想像外の世界があることに気づきます

何歳になってもそれは可能です

母の新しい挑戦を応援しようと思います

2010-02-21 14:11 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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こうなることを望んでいた!?
2010年02月06日(土)
5年前の冬

72歳だった父がすい臓がんと診断された

父と母は東京の片隅に2人で生活していた

父からがあり

年末年始に家族で来て欲しい、と言われた


夫にはNY旅行をキャンセルしてもらい

重たい気持ちで実家へ向かった


父は

私の夫や子どもたちに

自分の病状を話し

娘(私です)を頼りにしたいのでよろしくお願いしたい、

と言った

当時妹には幼稚園と生まれて間もない子どもがいて

私より実家に近くに住んではいたが

育児で手一杯の状態だった


ふたり姉妹の長女である私は

親の期待に応えることで認められようとしていたようだ

それが重圧だったと自覚したのは

自分が親になってからなのだが・・・


この帰省中みなで食事をしに行く途中、

私は足が腫れあがるほどの捻挫をした

年末年始だったので遠方の救急当番医へ駆け込み

幸い骨折はしていなかったが

帰ってみると父が今まで私が見たこともないほど

心配そうな顔をしていた

遅いので病院に電話してみようと思っていたところだった、と

私の足を高くあげておけるように座布団を重ねてくれたり

私の家族に

「お母さんをみんなで助けるように」と言ったり

およそ今までの父のキャラではあり得ない言動を目にしたとき

私はこうなること望んでいたのかもしれない、と思った

仕事一筋で家庭を顧みなかった父

そんな父の最期を頼みたいと言われ

その期待に応えなくてはと思う気持ちと

あまり父に甘えた記憶がないという

アンビバレントな思い

自分が怪我をすることで

父が想定外の心配をしてくれた姿を見ることができた


私はこうなることを望んでいたんだ


それから5ヵ月後父は亡くなった

2週間の入院生活で

「お前は本当に冷たいなあ」と苦笑いされたこともあったけど

それはお互い様でしょと心の中でつぶやいた


その時の捻挫が今だに完治していなくて

数日前児童館で子どもと風船バレーをしたせいか?

足首とかかとが痛いです

でも痛みと共に

最後の父との和解を思い出すので

無理に治さなくてもいいか〜とも思っています

小指の思い出・・・ならぬ「足首の思い出」





2010-02-06 14:35 | 記事へ | コメント(8) | トラックバック(0) |
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体を通して心の声を聴く
2010年02月05日(金)
昔から「病は気から」といいます

父は、
虚弱体質な母にこの言葉を
「病気を気にするから病気になる」
と解釈して
気の持ちようなんだと言っていました


両親の関係を見て育った私が
今心理学を勉強するようになってわかったのは

病になったり
怪我をしたりすることで
得られることがある

という見立てです


両親が不仲な子どもが喘息になることで

両親が協力するのを見て

子どもの無意識が喘息を引起す

・・という話は有名です


自分自身を省みて

やはり病気や怪我と

自分のストレス(自覚しているものから無意識まで)

とは必然性があります


怪我よりも病気の方が

よりストレスが複雑で深いように思います


このことに気づいてから

「この病気(怪我)をして
自分は何を得たかったのだろう」

と考えるようなくせがつきました


・・・5年前の怪我の経験談は

また後ほど・・・









2010-02-05 08:03 | 記事へ | コメント(6) | トラックバック(0) |
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初動が大事です
2010年02月01日(月)
昨夜遅く帰って

眠たい多忙な月曜の朝だったけど

頑張って母の部屋に顔出してきた

初動対応がとても大事


ここで忙しくて・・なんて言ってると

後々大変になるのは私だから


ルノアール展のお土産を渡し

東京での出来事をコンパクトに話し

それから出勤しました


思えば今回東京へ行く前夜

「何か寂しいわ」という

送ってきた母


母より先には死ねましぇん


2010-02-01 19:40 | 記事へ | コメント(4) | トラックバック(0) |
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ニックネーム:mkfamily
性別:女
海の見える家で暮らしています。通信制大学で心理学を勉強し、2011年春卒業しました。

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