蹴りたい背中〜綿矢りさ
2007年03月16日(金)
蹴りたい背中
蹴りたい背中綿矢 りさ

おすすめ平均
stars表現力が巧み
stars共感はできた、だけど…
stars正統派の文学。
stars表現は上手いけど
starsとても共感できました

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昨年史上最年少で芥川賞を取った作品。
図書館で予約していたのがようやく手元に来た。
はじめの1ページに違和感。
これはおばさんの証明かな。
優越感と劣等感の間で必死にバランスを取ろうとしている感じ、
アイドルおたくのクラスメートの背中を蹴った時の心理、
高校生という大人社会の入り口にいる主人公の感情を描くのがとても上手だと思った。
今年の受賞作「ひとり日和」より私はこちらの方が共感できる。

2007-03-16 17:06 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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父の詫び状〜向田邦子
2007年03月14日(水)
今朝のNHK朝の連続テレビ小説「芋たこなんきん」
手術後まだ意識の戻らないカモカのおっちゃんに付き添っている町子、
自分のお父さんが亡くなる直前のことを思い出している。
寝付いていた父に優しい言葉をかけてあげればよかった、
もっとそばにいてあげればよかった、と後悔していた。
私も3年前に父が亡くなる時何も言葉をかけなかった。
あえてそうしたと思う。
父は最期まで外面がよく看護婦さんには気を遣い、
その代わりに家族には無理を言っていた。
いつもそういう人だった。
父に振り回されることが、父と私たちの関係。
あれが食べたい、このコードが邪魔で眠れない、水が飲みたい、
看護婦さんに頼めばいいことでも「忙しいから悪いよ」と家族に要求していた父。

「父の詫び状」という向田邦子のエッセーを読んでいる。
お父さんの暴君ぶりが微笑ましい。
お父さんの転勤で小学生の数年間を鹿児島で過ごした筆者だが、
偶然私も父の転勤で鹿児島の小学校へ通っていたので、
エッセイに出てくる地名や食べ物が懐かしい。
私にとって故郷とは東京なのだろうが、
鹿児島は第二の故郷だ。

2007-03-14 18:29 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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合格発表
2007年03月13日(火)
4月からもう一度勉強し直すことにしました。
今日合格発表がありました。
東京のとある大学の通信教育課程で、
人間関係学科心理学専攻を勉強します。
3年次編入の応募期間が過ぎていたので、
聴講生扱いで今年度勉強すれば、
来年度優先枠で3年次変編入できるようです。
今年度取得した単位も認可されるようなので、
ゆっくり勉強するつもりです。
錆付いた頭が動いてくれるのか心配ですが、やるしかありません。
これからの大学は社会人や生涯教育に力を入れていくことになるでしょう。

2007-03-13 22:24 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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コンタクトレンズ騒動
2007年03月12日(月)
夕方お稽古に行く前「痛さを忘れたからもう一度やってみる」と娘。
しかし・・15分たっても入らず時間切れで敗退。
コンタクト歴4年の兄が色々とアドバイスするのですが、なかなかうまくいきません。
目は充血して来るし涙は出るし。
卒業式に間に合うのか心配になって来た。

2007-03-12 19:53 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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娘のコンタクトデヴュー
2007年03月11日(日)
小6の娘は眼鏡を使っています。
4月からは中学生。
クラブ活動が始まります。
運動部を希望しているのでコンタクトレンズを使うことにしました。
卒業式の写真撮影の時に間に合わせたい、という乙女心の為、
今日コンタクト屋へ行って来ました。
しかし・・・涙が出てなかなか入れられない。
40分近くかかってやっと装着できたものの、
「今日はもうはずしておきましょう」と言われ、
あえなくはずすことに。

帰り道「あんなに痛いのなら眼鏡でいいよぉ」
今週末まで眼鏡で過ごすことになりました。
土日ゆっくりできる朝に練習です。

2007-03-11 18:17 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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さんま大先生に学ぶ、子どもは笑わせるに限る
2007年03月10日(土)
さんま大先生に学ぶ 子どもは笑わせるに限る
さんま大先生に学ぶ 子どもは笑わせるに限る上條 晴夫

おすすめ平均
starsこんなに参考になる本はない!!

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今日図書館で借りて読んでいます。
著者は10年間の教師生活をやめて現在
教育研究団体「授業づくりネットワーク」代表。
子どもの話を否定せず気長に聴く、
そんな明石家さんまの話術には彼の人間観が出ている、と述べています。
自分自身と同様に、あらゆる他者を肯定的に受け入れている、と。
相手の話を否定しない聴き方=カウンセリングと同じです。
相手が子どもでも、友人でも、夫婦でも、
このコミニュケーション術はとても大切なことです。
意識していてもなかなか難しい。
自分に余裕がない時は特に。

2007-03-10 17:14 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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高齢者のうつ〜千の風になって
2007年03月09日(金)
母が洗濯をしに来ました。
父が亡くなってから趣味の短歌が以前のように
作れなくなって来た、と言いました。
父のことはまだ歌にできないそうです。
最近テレビで「千の風になって」を観て拒否感があった、
でもどんな詩なのか知りたい気持ちもある、と。
「私の前では歌わないで下さい」っていう気分だわ、と。
それよ!それ!!
その気持ちを歌に詠んでみたら?
この歌に救われた人もいる一方で、
まだ聴く気持ちになれない人もいるでしょう。
それこそが今母の詠める歌だと思います。
私には作れないわ、と言っていましたが、
時々催促してみるつもりです。
詠みたいけど詠めない、というのが母の正直な気持ちでしょう。
殻を破る勇気がない。
春休みに墓参に行く予定ですが、
桜満開の父のお墓の前で母は何を思うのでしょうか。
ここで一句・・・なんてうまくはいかないだろうな。

2007-03-09 23:22 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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あなたを思うと〜大貫妙子&山弦
2007年03月08日(木)
あなたを思うと
あなたを思うと大貫妙子&山弦 大貫妙子 山弦

おすすめ平均
starsやわらかい歌です。

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高校生の頃つきあっていた人がよく聴いていたSUGAR BABE
、そのボーカルが大貫妙子でした。
5年ほど前カーラジオから流れて来た懐かしい声。
山弦の「祇園の恋」に大貫妙子が歌詞をつけて、
山弦のギターで歌っています。
お酒飲みながら聴くとGood!です。
試聴はこちらからどうぞ

http://musicstore.goo.ne.jp/title/AMPTt5OH1/index.html

2007-03-08 19:24 | 記事へ | コメント(0) |
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ニックネーム:mkfamily
性別:女
海の見える家で暮らしています。通信制大学で心理学を勉強し、2011年春卒業しました。

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