2007年03月22日(木)
今日は小6の娘の卒業式だった。
滅多に泣かない娘が泣いているのを見て、
隣の夫ももらい泣きしていた。
名前を呼ばれて卒業証書をもらう時、
一人一人が卒業の思いを発表した。
将来の夢、中学生になったら、親への感謝。
「お父さんお母さん迷惑ばかりかけてごめんなさい。
いつもありがとう」
この言葉を言った娘の友人は、両親が離婚して不登校になっていた子だった。
迷惑かけているのは大人の方だ。
他にも両親への感謝の思いを口にした子がたくさんいた。
私はこういう時いつも思う。
こんな不出来な親でごめんね。
家族が家族である為に努力してくれているのは、
親じゃなくて子どもの方なんだよね。
子どもは親を選べないし、子どもが親のやり方に合わせるしかない。
それでも必死に親を好きになろうと努力している、
そのけなげさに涙が出る。
子どもが親を親にしてくれるんだと思う。
娘からもらった手紙には、中学生活への不安が正直に綴られていた。
「私は中学生になるのが嫌です。なりたくありません。
不安でいっぱいです。でも行きます。
元気にあの長い坂を上って行きます。
だからお母さんはお弁当を作って下さい。
そして私が帰って来るのを待っていて下さい。
いつも美味しいご飯ありがとう。またお願いします。
私は今小学校を卒業します。また世話になります。
今までありがとう。そしてまたよろしく。」
父親あての手紙には、
「いつも反抗してごめんなさい。許してくれますか。
お父さんはいつも優しいのに。
でもまたきっと反抗すると思うけど、許してね。」
と書いてあった。
卒業おめでとう。
不安を解消するにはまず飛び込んでみるしかないよ。
今までだってやって来れたんだから大丈夫。
娘が要らないと言うまで寝る前の読み聞かせを続けようと思います。
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2007-03-22 19:11
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