蹴りたい背中〜綿矢りさ
2007年03月16日(金)
昨年史上最年少で芥川賞を取った作品。
図書館で予約していたのがようやく手元に来た。
はじめの1ページに違和感。
これはおばさんの証明かな。
優越感と劣等感の間で必死にバランスを取ろうとしている感じ、
アイドルおたくのクラスメートの背中を蹴った時の心理、
高校生という大人社会の入り口にいる主人公の感情を描くのがとても上手だと思った。
今年の受賞作「ひとり日和」より私はこちらの方が共感できる。
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2007-03-16 17:06
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