もしもウサギにコーチがいたら
2008年06月28日(土)
仏教のレポートを書くために図書館へ行きました



メディア授業で初めて知ったのは
ヒンドゥー教の時代にブッダが生きたこと
独特の世界観に興味を持って借りました
ものすごい多神教なんですね
神道もそうだけどなかなかセクシャルで






科学者の目も併せて持つ必要があるんだということ、
理系が苦手の私には致命的です
カウンセリングと占いとの違い、
中沢氏は鋭く指摘されていたけど
私が漠然と抱えていた疑問をスパッと言葉にできる・・・
レポートで苦労している身としては羨ましい限り





初の横綱審議委員の方
土俵の女性禁制の勉強をしたい、と
東北大学の大学院で3年勉強されたことが載っています
女性は貪欲だなあ、自分も含めて





背表紙のタイトル見たときピン!ときました
もしもウサギにコーチがいたら

子どもとの会話はコーチングスキルが必要です
本の中でラインをひきたかった言葉は(図書館の本なので我慢)

ウサギはお説教なんか聞きたくない

やる気は有限
だから上手に使うことが大事

ウサギにファイトは教えない
ウサギが望むところに、望む方法で

1回にひとつだけ、ウサギに教えるのは
そして聞かれたら教える

反省なんてさせない
ウサギには次に何をやるかを聞く

ウサギが反抗的なときは自分が認められていないと思っているとき

誰かに話すことで
ウサギは自分が思っていることに気がつく

ウサギはお説教も嫌いだが
自慢話も嫌いだ

ウサギはウサギの理屈でしか動かない
動くのは自分の理屈にあったとき。
決めたのはあくまでもウサギ

ウサギの耳は長いけど聞いているのは脳です
聞きたいことを聞きたいように聞いている


そうそう、息子や娘の様子が目に浮かぶ
試行錯誤して私が努力しているのは


関心を持って放っておく


自分が思った人生を自分で歩いてほしいから

私は親元が窮屈で結婚して遠くに来た
でも父が亡くなって
母を近所に連れてきて
親戚には
「長女なのに遠くへお嫁にいって
両親は泣いてたのよ」
と今でもチクチク言われるけど
自分がしたいようにしたら
何とかなってた
しないで後悔するより
して後悔する方がずっといいかも

仏教のレポのための本を借りたのに
寄り道ばかりで進みません



2008-06-28 07:55 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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「カラフル」 森 絵都
2008年05月11日(日)
カラフル (文春文庫 も 20-1)
カラフル (文春文庫 も 20-1)森 絵都

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starプラプラよ、次は誰のもとにいくの
star子どもにも読んでほしいテーマ
star大好きな本

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読みたいと思ってた本
最近漫画しか読まない娘にもぜひ読んで欲しくて
学校の図書館で借りて来てねと頼んでた
1年たってようやく「借りてきたよ〜」

・・・すっかり忘れてました

感想、よかった
早まった真を思ったら泣けてきて
結末がまたよかったな

今日は昨日の続きじゃない

だれもがだれかをちょっとずつ誤解したり
されたりしながら生きているのかもしれない
それは気が遠くなるほどさびしいことだけど
だからこそうまくいくケースもある

家族も進化していけるんだね
思春期の子にぜひぜひ読んで欲しい本です

2008-05-11 00:13 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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ニッポンには対話がない
2008年04月20日(日)
今朝の朝刊に広告が載っていたので、
早速図書館蔵書検索してみたけど新刊らしくて在庫なし


同調するのではない。勝ち負けを競うのでもない。
「違い」と「変容」を前提として、
互いの考えの違いを粘り強くすり合わせていく。
それこそが「対話」だ。
(広告より)


国家間や他人間を想定した内容かな?と思うけど、
私が最近思うのは家族間での「対話」が大事ってこと。

日本では黙っていてもわかりあえるということが美徳とされていたけど、
昔の家族関係とは変わって来ているんだから、
黙っていたらわかってもらえない。

子どもの要求と親の価値観が合わないことはよくあること。
できるだけ感情的にならないように話あって、
お互い譲歩しながら接点をみつけようと努力するようにしているけど、
それでもうまくいかないことがいっぱい。
特に高校生の息子は、私の堅い頭を鍛えてくれます
私の好きな鎌田實さんの
「頑張らないけどあきらめない」
頑張るとしんどいけど、もういいや〜って開き直るふりして
実はあきらめてない。
これってただしつこいだけかも?

2008-04-20 09:48 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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ガンは身体化したうつ病
2008年04月10日(木)
最近私の周りで奥さんが鬱になるケースが続いています。
娘とのエゴグラムでお世話になったHPで紹介されていた本を読んでみました。

「運命愛」は取り戻せる―50歳からの夫婦心理学 (こころライブラリー)
「運命愛」は取り戻せる―50歳からの夫婦心理学 (こころライブラリー)宗像 恒次

講談社 2005-11
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退行催眠によって胎児〜幼児期の記憶を呼び戻し、
カウンセリングをするそうです。
催眠術!?私には抵抗がありますが、
本人には無意識のトラウマがその時期に作られているという説は納得です。

うつ病はたとえるなら、求めている愛が得られず、
恐怖や不安の海で溺れ死にそうになっている状態です


ガンは「身体化したうつ病」であると考えています。
タイプCと言われるガンになりやすい性格は、
弱音を吐かない、自分の感情を出さない、 我慢強くまじめなど、
うつ病になりやすい「いい子」度や高い結果が出ています。

あっという間に読み終えてしまいました。
うつ病になった本人でなく、その配偶者(ヘルパー」のカウンセリングが
うつ病の回復に効果的というのはよくわかります。
子どもの不登校の場合も、本人より親のカウンセリングが有効だからです。
家庭内(夫婦間)の問題がうつ病や不登校という形をとって表れているのでしょう。

2008-04-10 23:45 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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チュウガクセイのキモチ
2008年03月17日(月)
チュウガクセイのキモチ
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娘が図書館で借りたこの本を返す前にパラパラとめくってみた。
その中にこんな件が・・・。

・・・今度生まれ変わったら何に生まれたい?って聞いたら
娘はしばらく考えて「わたしは生まれ変わってもわたしに生まれたい」
と言ったんですね。
・・・それが言えるのは、
やっぱり人に巡りあってきたんだろうなと思ったんですね。
わたしはわたしに生まれ変わりたい、 っていう究極のセリフを言えるのは、
自分に対する肯定ですよね。
わたし自身は、自分が「何かができる人間」にならないと、
肯定できなかったと思うんです。
今でもそういうところがあります。
でも人より優れているところがあるから自分を肯定できる、
というのは違うんですね。
それをわたしは娘から学びました。

好きな人ができて相手も自分のことが好きだと言ってくれて、
そうしたら我が家の娘も自分が好きになるのかな。
そうなのかも。

2008-03-17 22:02 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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12歳のエゴグラム
2008年03月16日(日)
12歳からのエゴグラム―学校で生きぬくための心理学
12歳からのエゴグラム―学校で生きぬくための心理学高橋 久

おすすめ平均
starsわかり易くスッキリしました
stars大人にも有効な本
stars子供向けに表現を工夫している
stars13歳以上の方にも広くお薦めします。

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高2の息子には拒否され、中1の娘がやってみました。

結果は「山型」
〜私のことも大好きだし
個性の強い友達もありのままに受け入れることができます〜

・・・という部分を読んで「自分のこと好きじゃないけど」と娘。
え?本当?
お母さん自分のこと好きなン?」
「嫌いじゃないから好きなんだと思うよ」
息子に「自分のこと好き?」
「当たり前やん」
夫に「自分のこと好き?}
「自分のことが好きだから色々な趣味を楽しめるんやで」
娘は「・・周りで自分のこと好きな子なんていないと思うわ」

中学の頃ってそうだったかなあ。
これが思春期なのかな。
でも大人になった時自分が好きになっていて欲しいな

2008-03-16 20:33 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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ひきこもれ〜ひとりの時間をもつということ〜
2008年01月23日(水)
今年最初に借りて来た本の中の1冊。
「パパばなな」こと吉本ばななの父、
吉本隆明氏が書いた読みやすい本だった。



氏はご自分のことを「気質的ひきこもり」だと言います。
それは元来生まれ持った気質であり、病的なものとは区別される。
「正常」の範囲を狭めてしまうからつらくなる。
「孤独」をとことんつきつめて、その上で風通しよくやっていく。

高校生の頃、純文学を読むのが嫌になった時期がありました。
純文学の主人公のほとんどは「気質的ひきこもり」と言えるでしょう。

この本の中で心に残った言葉は、
「偽の厳粛さに耐えられない子ともが不登校になる」
「子ども自身も自分に対して寛大になってしまっている面がある」
「子どもの自殺は親の代理死である」
「自然死をするには生命力が要るから、老人たちは体を鍛える」

そして一番印象に残ったのは
「老いるということを長い間誤解していた」の中の一節・・・

それはある日突然やってくる。
老いというのはなだらかな変化だと思っていたのです。
手足を動かすのがだんだん億劫になっていって、
そのうちに自由に動かせなくなるとか、
そういう感じだと思っていた。
しかし、そうではなくてあることを契機にして、
がたりと落ちていくのです。
ちょっと寝込んで、起き上がるとふらふらする。
四、五日もすれば元に戻るだろうと思っていたら、
その「元に戻る」という感覚がわからなくなってしまっているのです。
・・・中略・・・
普段はあまり考えないようにしていても、ある軌道の中に入ってしまったら、
憂鬱で憂鬱でしょうがないというのが老人です。
その軌道に入らないためにはどうしたらいいかということが、
老人にとって一番大事な問題なのだと思っています。


私も老化とはゆるやかな変化だと思っていました。
何かを契機に突然やってくる・・・確かにそうかもしれません。
そんな自分を受け入れることも老いのひとつなのですね。

2008-01-23 22:11 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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9.11の謎ー世界はだまされた!?
2007年11月04日(日)
1ヶ月ほど前テレビで観て以来読みたかった本。
昨日通信大学の人間論レポート3回目が提出できたので、
ようやく勉強とは関係ない本を読む余裕ができた。
こんな重大なことが隠されたままで・・・?
政治とお金と宗教とが裏では依存しあっているのだろうか。
この事件の検証にはまだ年月がかかる?
勉強とは関係ないと思っていた本だったが、
人間と歴史の関係にも触れるレポートだったので、
タイムリーな本を読んだ気がする。
歴史が人間をつくり、人間が歴史をつくる。
ある視点からみるということを免れた歴史などありえない。
時間的パースペクティヴが9.11を客観的に解釈できるのだろう。
真珠湾攻撃を知りながら開戦したように。
事実は小説より奇なり。
人間の罪深さに鳥肌がたつ思いで読んだ。
「9.11」の謎―世界はだまされた!?
「9.11」の謎―世界はだまされた!?成澤 宗男

おすすめ平均
stars事実はどこにあるのか?
stars隠された真実を明かす
stars事件の全貌と背景をわかりやすく解き明かしてくれる書
stars誰が何のために―「謎」が「謎」をよぶ<9.11>
starsいわゆるトンデモ本ではないから、考えさせられる。

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2007-11-04 21:28 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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ニックネーム:mkfamily
性別:女
海の見える家で暮らしています。通信制大学で心理学を勉強し、2011年春卒業しました。

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