自分自身の主人となる。
2007年07月10日(火)
レポート作成の為に睡魔と戦いながら本を読んだ。
退屈な哲学の本だけど、その中の一文に目が釘付けになった。
「ルソーの考える『自由』とは、自分自身の主人となること、である」
ルソーはきっといや絶対に教育原理か何かで大昔に勉強したはず。
でもその時は暗記事項として終わっていたんだろう。

自分自身の主人となる。

何て素敵な言葉なんだろう。
中1の思春期真っ只中の娘も、親からの自立=自分自身の主人となる為に葛藤している日々なんだと、
すごく納得できる言葉だ。
私の内面でのもがきもこの言葉で説明がつくような気がする。
年を取るって悪いことばかりじゃないなぁ。
若い時には理解できない哲学も、経験から理解できることがあるんだもの。

2007-07-10 23:08 | 記事へ | コメント(0) |
| ★読書 |

介護保険
2007年07月08日(日)
母の介護保険の期限が今年の8月31日と迫りました。
「介護1」という判定が出て2年半が過ぎようとしています。
神戸に来てもうすぐ2年。
買い物同行という名目で、
ヘルパーさんには、母のお散歩に同行してもらいました。
入院生活で衰えた筋力を回復する目的と同時に、
外の世界に目を向けてほしかったからです。
母のホームの近くにお花好きな方の家があり、
あまり広いとは言えない庭やフェンスには所狭しと
色々な季節の花が咲いていました。
もともとお花が好きな母はその前を通るのが楽しみになりました。
1年前からはヘルパーさんなしでも一人で買い物に出たり、
私の家まで洗濯に来たりできるようになり、
事実上介護保険を利用していませんでした。
介護保険の延長を申請する用紙が送付されて来ました。
ケアマネージャーさんからは、主治医の意見書があれば、
要支援くらいは取れるのではないかと思うと言われましたが、
神戸に来てから母のうつの主治医はいません。
父が亡くなったことが原因だとハッキリしていましたし、
どんな薬でも回復してきた時は副作用の為に体調不良になります。
依存する対象をなくしたことが母のうつの原因でしたので、
私がその代理を務めることを覚悟し、
あえて母を受診させることはやめました。
それが正解だったことは今の母を見れば明らかです。
埼玉に住む妹とも相談して、要介護の延長を申請することはやめることにしました。
母もおおむね賛成でしたが、
「この年で今まで続いていたことをやめるのは、
ちょっと不安があるわね」と言いました。
その言葉は本音だと思います。
年を取っていくうちにまたいつか要介護状態になることは十分に考えられますが、
それまでは自分の力で生きている時間をすごして欲しいと思います。
もちろんその為に私や家族の協力は必要です。
要介護という杖をなくした母が、
この先どう出るのか不安でもあり、期待もあります。
私が母の乗る自転車の補助輪になろうと思います。
昔自転車に乗る練習をした時、
父が後ろから荷台をつかんでいてくれて、
「大丈夫だからしっかり漕いで!」と言ったのでそのその言葉を信じていて、
ふと振り返ったら父は遠くにいて自分ひとりで乗れたんだ!という風景を思い出します。
「持っててあげるから前向いて、と言ったのにぃ」と思いながらも、
自分ひとりで乗れたという自信と満足感。
母にも味わって欲しい。
育児で学んだことはすべてに通じる、と最近思います。

2007-07-08 20:11 | 記事へ | コメント(2) |
| ★高齢者のうつ |

神戸国際会館「西村屋ダイニング」
2007年07月04日(水)
今日は母の眼科へ同行しました。
母から「この7月で私が神戸へ来て2年になるの。
近くにいるあなたに頼りっきりで感謝してるわ。
眼科の前にお昼をご馳走したいんだけど、
どこがいいかしら」と言われていました。
三宮で駐車できて和食で・・・と探して、
神戸国際会館の「西村屋ダイニング」に行って来ました。
ビルの10階なので景色もよく、天井も高くてゆったりできるスペースでした。
平日のランチでもほぼ満席。
おば様ばかりです。
去年の「サラリーマン川柳」入選作、
「昼ごはん 妻はセレブで 僕セルフ」
を一人思い出し笑いしてしまいました。
セレブなランチ美味しかった〜。
ご馳走さま!
http://www.nishimuraya-fc.com/shisha/dining/index.html

2007-07-04 19:05 | 記事へ | コメント(0) |
| ★料理 |

像の諏訪子、夫と死別引きこもり10年
2007年07月03日(火)
朝日新聞の夕刊に載っていた記事。

神戸王子動物園の国内最高齢のインドゾウ「諏訪子」が、
'94年に夫のゾウに先立たれてから元気がなくなり、
丸一日ゾウ舎の中で過ごすようになった。
人間で言えば100歳を超える。
脚のツメが伸び放題で歩きにくそうにしていたが、
飼育員らがようやくツメ切りに成功。
脚を楽に上げ下げできるようになり、屋外に出る可能性があると期待されている。


ゾウも夫の死別でうつ状態になるんだね。
野生だと群れがいるから一人(一匹)じゃないものね。

2007-07-03 21:11 | 記事へ | コメント(2) |
| ★日記 |

もうひとつの冬のソナタ
2007年07月01日(日)


ブームが去った今、図書館にはこの本が3冊並んでいた。
当時はきっと予約してもなかなか順番が回って来なかったのだろうな。
冬ソナの脚本家が書き下ろした本だと言うので借りて来た。
新人の二人の女性脚本家の共同作業により、
「冬のソナタ」が生まれたことが初めてわかった。
撮影秘話や、幻の最終回が読めて満足〜

2007-07-01 23:32 | 記事へ | コメント(0) |
| ★読書 |

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ニックネーム:mkfamily
性別:女
海の見える家で暮らしています。通信制大学で心理学を勉強し、2011年春卒業しました。

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