患者の不安を取り除く医師の言葉
2007年05月17日(木)
母が無事退院しました。
朝の診察の際、主治医が「はい、いいです」と言って立ち去ろうとしたので、
母が目の違和感を訴えたら、「切ったり縫ったりしたので当たり前です」と言い放ったそうです。
当直で寝不足だったのでしょうか。
「患者の不安を取り除く」ことが苦手な医師だと思います。

退院してみると母宛てに申し込んでいた「短歌」の教材が届いていました。
何というタイミングのよさ。
偶然の中に神様のメッセージがあるのだと思わずにはいられません。

母のホームへ行ってみると、先週末で退所された男性が挨拶に来られていました。
ホームの食事に不満があったようで、
ヘルパーさんを頼んでご自宅で1人暮らしをされるそうです。
母とは趣味があうようだったので、とても残念です。

2007-05-17 16:44 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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明日退院が決まりました。
2007年05月16日(水)
昨日、母のもう片方の目の手術が無事終わりました。
白内障の手術は一般的に痛みもなく短時間で終わるようですが、
母の場合は緑内障・角膜の細胞減少などがある為か?
過度の緊張の為か、
多少の痛みもあったり所要時間も2倍位かかりました。
今日の診察で、経過が順調なので明日退院が決まったそうです。
今までの母の傾向からすると、当分は自制した生活になるでしょう。
「冬ソナ」のビデオもしばらくは我慢するそうです。

昔から健康には人一倍気を遣う母。
何かしたいことの為に気を遣うのではなく、
そのことが目的なのです。
「そんなに気を遣ってると、
私より長生きしちゃうよ」と思わず言ってしまいました。

怖い思いをして受けた手術で得られた視力ですから、
母の楽しみの為に使って欲しいと思います。

2007-05-16 13:34 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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母の日のお見舞い
2007年05月13日(日)
母の日。
入院している病院は生花禁止なので、
造花カーネーション一輪をプレゼントしました。
後は退院祝いを兼ねて・・・。

母の部屋は4人部屋。
偶然同じ日に入院、同じ日に手術をしたので、
連帯感のような感情が生まれています。
車椅子の85歳の女性は、付き添いのお嫁さんがいる時は、
自分では何もできないと甘えていました。
初日の夜、お嫁さんが帰った後どうなってしまうのかという皆の心配をよそに、
ナースコールをしてトイレに連れて行ってもらったり、
同室の人と話をしたりして、
母たちはビックリしたそうです。
入園直後の幼稚園児が、お母さんから離れたくなくて泣いていても、
お母さんがいなければ諦めて泣き止む・・・という
ことを思い出してしまいました。

心なしか母は、ホームにいる時よりしゃんとしている気がします。
反面教師?

2007-05-13 23:10 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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手術無事終了
2007年05月11日(金)
15分で終わるはずの手術が45分かかって終わりました。
幸い医師の説明したリスクは一切なく、
無事に終わりました。
母はとても緊張していたようなので、
終わってからは気分が悪くなったようです。
術後担当医師が病室まで来られ説明を受けました。
やはり自分の言いたいことだけを言って立ち去りました。
年寄りの不安につきあっていられないのでしょう。
同室の方たちもみな無事に手術が終わりました。
病室の連帯感、私は出産以外で体験したことがないのですが、
同士という感情ですね。
明日は子供達を連れてお見舞いへ行く予定です。

2007-05-11 22:42 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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誰の為のインフォームドコンセント!?
2007年05月10日(木)
母が入院しました。
担当医からの説明があり、母と一緒に聞きました。
手術の説明4割、リスクの説明6割でした。
母は不安そうな顔になっていきました。
担当医も「今はこういう説明をしておかないと、
何かあった時に僕達が悪いということになってしまうのです」と言われました。
色々なリスクがあって100%安全でないのは理解できる。
それでも今手術が必要だというプロの判断を尊重して、手術を受ける。
この原則を忘れてしまうくらい、決定権は患者側にあるのです。
「どうしても受けたくなければお帰り頂いても構いません」と医師は言いました。

家電品を買う時でさえ、私たちは売り場の店員に意見を求めます。
最後の決断でプロの意見を聞きたいからです。
今はネットで調べることができるので、
消費者の方が知識が豊富です。
それでも現場を知っているプロしか知らないアドバイスがあると思います。

医療現場と深刻さが違いますが、
インフォームドコンセントも質的には同じではないでしょうか。
身を預ける立場として、ネットで調べた知識に勝る経験を積んだ医師の意見を聞きたいのです。
リスクを並べて、それを了解の上でサインをさせても、
それは医療側の為のインフォームドコンセントです。
患者の為のものではありません。

カモカのおっちゃんのような町医者に自分の最期を委ねたいと思うのは、
ただの昭和懐古なのでしょうか。

2007-05-10 22:09 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(1) |
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明日は入院
2007年05月09日(水)
明日の入院を控えた母のところへ顔出しして来ました。
意外にも元気そうで一安心。
6月の文化講座の宿題「俳句」製作、
お題は「紫陽花」OR「蝸牛」なのですが、
談話室で1人座って外を眺めている時ふと浮かんで来たと、
2首作って投稿葉書に書き込んでいました。
入院前日に余裕?
1週間あまりの入院生活で、母にどんな出会いが待っているのか密かに楽しみでもあります。
あれほど詮索されるのを嫌がっていた母が、
1人部屋は夜が不安だからと4人部屋を希望したのです。
やっぱり1人部屋がよかった・・と後悔するかもしれませんが、
集団の中に身を置く決意をした母の心に変化を感じます。
母の詠んだ俳句は2首共「紫陽花」で、
去年6月、母の誕生日に森林植物園へ紫陽花を観に行った時を思い出して詠んだものです。
神戸へ来てこの夏で2年。
少しずつ母の心が癒されていたのですね。

2007-05-09 22:08 | 記事へ | コメント(0) |
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ソフィーの世界
2007年05月08日(火)
ソフィーの世界―哲学者からの不思議な手紙
ソフィーの世界―哲学者からの不思議な手紙ヨースタイン ゴルデル Jostein Gaarder 池田 香代子

おすすめ平均
starsこの本を契機として。
starsやっと読了後半は面白かったけど
stars哲学の教科書
stars「ヨーロッパ哲学入門」ですね
stars私はどこ?ここは誰?

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図書館で予約していた「ソフィーの世界」ようやく取りに行って来ました。
本の分厚さに圧倒されましたが、中高生を読者に想定しているだけあって、
思ったより読みやすいです。
「人間論」の教科書ではチンプンカンプンだったギリシャ哲学が、
わかりやすい言葉で語られています。
「モモ」をも彷彿とさせるストーリーも魅力です。
分厚いのでジムに持って行って読めないのが残念。

2007-05-08 22:52 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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冬ソナ占い
2007年05月07日(月)
病院から電話があり、母の眼科入院の日が5月10日に決定しました。
母が楽しみにしている「冬ソナ」の放送も残り2回。
ちょうど放送中は入院の時期と重なるので、
退院後レンタルして観ることになります。
友達からの情報によると、ヨン様は失明するとか?
母は白内障の手術を受けるので、
退院後このストーリーをどう受け止めるのでしょうか。
PCで「冬ソナ」占いを発見!
私は「ミニョンさん」だそうです。
う〜ん・・。
http://u-maker.com/54504.html

2007-05-07 19:49 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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ニックネーム:mkfamily
性別:女
海の見える家で暮らしています。通信制大学で心理学を勉強し、2011年春卒業しました。

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