卒業
2011年02月09日(水)
最後に残しておいた必修科目の単位認定試験に合格し

これで卒業が決定しました



口頭試問が終わってからの1週間は

腰痛と仕事の両立で勉強は一休みしました


勉強できる喜びと幸せをかみしめながら

テキストを読んでいると

卒研を履修する前なら絶対にスルーしていた「相関分析」の表が目に留まりました


表「バーンアウトとパーソナリティ特性との関連」


もしかして私、この表が読めるようになっているかもしれない・・・と思い

本文の解説を何度も読みましたが・・・

思い切って大学へ質問メールを送ってみました


翌日すぐに担当の先生から返信があり

「ご指摘の通りです 重要な指摘ですのでFAQにあげさせていただきました」

今までなら読み方がわからなくて飛ばしていたはずでした

さらにテキストを読み進めていくと、またまた


表「乳幼児をもつ共働き夫婦での、流出効果と抑うつの相関」


これまた本文の解説と表が一致しません

ここはすでにFAQの訂正箇所に上がっていました


もしかしたらこれが本当の「卒業試験」だったのかもしれません

数学アレルギーの私が、相関の表をみようという気になったことは

劇的な進歩です


家事が終わって、OTTAVAを聴きながら勉強することも

もうないのだと思うと今は達成感と喪失感が半々といったところです


テキストに付箋がついていました

「自分の子をもつという経験は

幸せかそうでないかとは関係なく

それ自体が危機的な状況であり

このときに人間は適応上の問題を多く経験する」(氏家、1999)

卒論に引用しようと思って忘れていた一文でした

私が勉強しようと思った動機であり、卒論のテーマでもありました


何だか泣けてきたのはどうして?


引用文献
氏家 達夫,1999,親になること、親であること,東 洋,柏木 恵子(編)
社会と家族の心理学,ミネルヴァ書房,p137-162

2011-02-09 21:56 | 記事へ | コメント(14) | トラックバック(0) |
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海の見える家で暮らしています。通信制大学で心理学を勉強し、2011年春卒業しました。

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