人は自分のためには頑張れない
2009年11月11日(水)
昨日早めに家を出て母の部屋に行ってきました

だいぶ元気になって来ていて一安心

中3の娘が体操服を忘れて
届けて欲しいと電話がかかってきたので
で届けたその足で母の部屋に寄ったこと、
息子がレポート締め切りが迫っているのに
新しいゲームを買ってきたこと
などなど私の愚痴を聞いてくれた母

「あなたも気分転換しないとね。
来週のおでかけちょうどよかったわね」

今朝の新聞にお母さんを介護している綾戸智恵さんの
介護広告記事が載っていました
11月11日は介護の日、だそうで・・

このくだりにハッとした私

・・・最初は「リハビリはおばあちゃんのため。

自分でトイレ行きたいやろ。ごはんも食べたいやろ」

って声かけてやる気を出そうとしていたんです。

階段を上ってもらうために「美味しいお寿司を食べに行こう」

って連れ出したこともありました。

ところがある日、坂道で車いすを押していた時のこと。

私が息をハアハア切らしていたら、

母が「あんたしんどいんか?」って聞くんで

「そらしんどいよ」って答えたんです。

そうしたら「・・・ちょっと歩くわ」

って自分から歩いてくれたんです。

・・・中略・・・

それで気づいたのが、母は私が困るとやるんだっていうこと。

どんな状態になっても母は死ぬまで母なんです。

娘にしんどい思いをさせたくないから頑張るんです。

人は自分のためには頑張れない。

でも自分の大切な人のためには頑張れるんですね。

・・・以下略


鳩山首相の所信表明演説の中で
こんな言葉を引用されていたのを
思い出しました。


「人間の究極の幸せは四つです。
愛されること、ほめられること、
役に立つこと、必要とされること。」


天気予報では来週は寒いそうです
の中から紅葉の楽しめる場所に
連れ出そうと思っています



2009-11-11 08:39 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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海の見える家で暮らしています。通信制大学で心理学を勉強し、2011年春卒業しました。

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