2007年04月08日(日)
東京から帰って以来、まだ母の元気が回復していません。
昔から変化に弱く順応性に難ありの母でした。
昨日のヨン様も思ったほど回復させてくれなかったようです。
でも今回の東京滞在の折、母は自分の作った短歌を記したノートを神戸に持ち帰っていました。
娘と私がちひろ美術館へ行っていた間、本棚の整理をしていたようです。
妹が3歳私が5歳の時、母がデパートの屋上のメリーゴーランドに私たちを乗せ、
その風景をうたった歌を見せてくれました。
「私が幸せだった頃の歌よ」と。
今日母の部屋を訪ねると、取り寄せていた通信教育の短歌に挑戦する気になったようです。
5月スタートだと白内障の手術入院と重なるけど、
9月スタートだと随分先の気がする、と言うので、
やろうと思った時はやった方がいいと思う、とアドバイスしました。
自分で申し込み葉書を書き、ポストに投函するようです。
大きな一歩です。
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2007-04-08 18:12
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2007年03月29日(木)
あと2回で終了となりました。
今週はカモカのおっちゃんの癌告知で始まったので、
母は観ないのかと思っていましたが、意外にも観ている様子。
「田辺聖子さんがご主人の最期をどう迎えたのか観たい」そうです。
医師から家族への説明シーンや、病室のシーンなど、
私にとっても3年前を嫌でも思い出すところばかり。
父は私の携帯電話にまで電話をして来ては、
あれが食べたいこれが食べたい・・・。
最後の最後まで振り回されたので、私も急に優しくなったりせずに済みました。
奇しくも最終回の日に新幹線で母と東京へ行きます。
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2007-03-29 22:31
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母を眼科へ連れて行きました。
15年ほど前に緑内障を患い手術をしたので、
3ヶ月毎の検診です。
半年ほど前に検診した時「角膜が痛んでいます。角膜移植2歩手前です」と医師に言われました。
そして今日「白内障がかなり進んでいるので、手術の予約をして下さい。1〜2ヶ月後に入院になると思うので、心の準備はその間にして下さい」と。
母の不安は無視され、事務的に検査〜入院予約へと進んで行きました。
あれこれと不安を口にして母でしたが、
検査を待つ時間や帰る途中で喋っているうちに、
だんだん「手術するしか仕方ないのね」と言うようになりました。
ホームに戻って夕食の席で、白内障の手術を受けることを話したら、
手術した人、手術を勧められているけど踏ん切れない人がいたそうです。
私が不安にならないことが、母の精神安定には一番だと思います。
入院予定は5月10日。
母の心の準備の手助けする役はかなり憂鬱です。
今週土曜には1年ぶりに母を東京へ連れて行きます。
父の墓前で母は何を思うのでしょう。
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2007-03-29 00:43
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2007年03月19日(月)
今朝8時15分からの「芋たこなんきん」を観ていたら、母から電話があった。
母もいつもこの時間に観ているはずなのに・・・??と思いながら電話に出ると、
「今日の文化講座は体調が悪いからお休みするわ」と。
グズグズと説明しようとするので「今、芋たこ観てるから後にしない?」と言うと、
「私は体調悪くて観てないのよ」
・・・・・・。
文化講座は今日の午後2時から。
何も芋たこの放送中に電話してくる必要はない。
私が毎朝この時間に観ていることは知っているはずなのに。
母は自分のことを「人に気を遣うタイプ」だと思っているので、
気を遣わない他人には厳しい。
1年前の3回忌の直前も「夜中に下痢をした」ということを朝6時前に電話して来て、
寝ていた私は起こされた。
2週間後の上京が不安なんだと思う。
昔からそうだった。
すぐに体調不良に逃げる傾向があった母、
そのことにイラついて私に当たる父。
それが嫌で早く家を出たかったんだなあと改めて思う。
朝から気分悪かったけど、私はへこたれないぞ。
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2007-03-19 12:05
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2007年03月17日(土)
母の部屋に行って来た。
春休みの上京に不安を感じているらしい。
ここに来て寒の戻りがあるので、春休みはまだ寒いのではないか、と。
去年も上京の直前に風邪をひいたし、3日前に眼科にも行く予定があるし・・・等々、
不安材料を集めだす。
どんな小さな外出も予定した途端ストレスになるみたいだ。
しばらく気温の様子をみてから決めるので、
上京のことは考えないように、と言ったのだが果たして??
明日、冬ソナの2巻をレンタルして持って行こう。
ヨン様に母のお守をまかせることにします。
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2007-03-17 23:38
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2007年03月09日(金)
母が洗濯をしに来ました。
父が亡くなってから趣味の短歌が以前のように
作れなくなって来た、と言いました。
父のことはまだ歌にできないそうです。
最近テレビで「千の風になって」を観て拒否感があった、
でもどんな詩なのか知りたい気持ちもある、と。
「私の前では歌わないで下さい」っていう気分だわ、と。
それよ!それ!!
その気持ちを歌に詠んでみたら?
この歌に救われた人もいる一方で、
まだ聴く気持ちになれない人もいるでしょう。
それこそが今母の詠める歌だと思います。
私には作れないわ、と言っていましたが、
時々催促してみるつもりです。
詠みたいけど詠めない、というのが母の正直な気持ちでしょう。
殻を破る勇気がない。
春休みに墓参に行く予定ですが、
桜満開の父のお墓の前で母は何を思うのでしょうか。
ここで一句・・・なんてうまくはいかないだろうな。
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2007-03-09 23:22
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2007年03月06日(火)
母が、1年ぶりに東京の自宅に帰っても、洗濯機の使い方を思い出せない、と言う。
買い換えたばかりだったそうだ。
母が言うには、不思議なことに父が「洗濯機の使い方を教えて欲しい」と言い、
父の字で手順をメモした紙が残っているらしい。
父は洗濯などしたことはないので、
母も「どうして?」と訊いたそうだが「別に」という返事だったそうだ。
「あの人自分が残ると思っていたのかしら」
母はよく風邪をひいて寝込むことがあるので、
その時に自分でしようと思っていたのかなと思ったが、
「お父さんが書いたメモ見ながら洗濯すればいいじゃない」と言った途端、
まさか父がこうなることを見越していたのでは?
なんて不思議な思いが去来した。
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2007-03-06 23:27
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2007年03月05日(月)
午後母の部屋を訪ねました。
父の墓参りの日程を相談したり、
いつ美容院へ行こうかと思っている・・・などなど、
とりとめのない話をしました。
2年前のことが嘘のようです。
でもいつか必ず母を元通りにする、と決心していたので、
思い込んだことは実現できるものなんだと思います。
地下鉄の環状線が開通するらしい、
表参道はどうなっているの、など興味津々でした。
父がいないことを受け入れた母は、
変化していく東京の町を見てどう思うのでしょうか。
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2007-03-05 21:39
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