高齢者のうつ〜93年間の人生
2007年02月10日(土)
午後母のホームに行って来ました。
談話室で日向ぼっこしながら、同居の方と談笑中でした。
その方は93歳の男性。
とてもお若く見えます。
以前母がその方のことを、
「愚痴を言われるのを聞いたことがないの」
と言っていました。
今日も私に「いいこと悪いこと色々あったし、
病気もたくさんしました。
あとどれくらい生きられるのかわかりませんが、
ここで皆さんと暮らしています。
85歳の妻は認知症で施設にいます。
息子の車で時々会いに行きますが、
私のことはわからないようです。
可哀相ですが、仕方ありません。」
人生を達観していらしゃる感じでした。
ホームからの帰り道、
ipodに入れたばかりのユーミンの歌う「いちご白書をもう一度」を聴いていたら、
なぜか涙がこぼれて来て・・・。
切なくてやるせなくて、
父もガンの告知を受けた時、
「自分はもういつ死んでも構わない」と言ってたことを思い出し・・・。
自分がその年齢になった時、そんなことが言えるのだろうか。
この世に未練たらたらで、往生際悪そうです。

2007-02-10 19:09 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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性別:女
海の見える家で暮らしています。通信制大学で心理学を勉強し、2011年春卒業しました。

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