神戸に来てよかった
2007年09月07日(金)
おととい母を眼科へ連れて行きました。
幸い術後の経過もよく、心配された緑内障・角膜細胞減少も安定しているようです。
次回は年末でいいです、段々と診察の間隔をあけていくことを考えています、
と言われました。
病院の駐車場を出る時に母が、
「なぜかこの景色を見ると『神戸に来てよかった』と思うの。」と。
2年前東京から慣れない神戸の地へ連れて来て、
色々とあったけど全てが報われる一言でした

2007-09-07 22:51 | 記事へ | コメント(0) |
| ★高齢者のうつ |

お刺身
2007年09月02日(日)
しばらく母の部屋へ行ってなかったので、
乾いた洗濯物を持って行って来ました。
母は近所のミニコープで一人用のお刺身盛り合わせを買っていたのでビックリ
「何だか食べたくなったから。
この間も一度買って食べたら美味しかったわよ」
父がいた頃は一緒にビールのお相伴をしていた母。
「一番小さいビール缶でも買って飲んでみたら?」
と言うと笑っていました。
うつが一番ひどかった時は、拒食になってしまった母。
それがスーパーで食べたいものを買って食べるようになったのです
人間の生きる力って食欲から来てるような気がします。

5月から始めた短歌の通信教育8月分をもう投函したそうです。
す、凄い
私の勉強は猛暑のせいにして停滞しています。
2学期に遅れを取り戻さなくては

2007-09-02 21:44 | 記事へ | コメント(0) |
| ★高齢者のうつ |

暑さもひと段落
2007年08月23日(木)
夜中の雷雨から気温が下がり、
今日は過ごしやすい一日です。
先週の暑さは堪えました。
母が「気合を入れてきた」と洗濯に何回かやってきたのにはビックリ。
あまり無理をしてダウンされても困るので、
残りの洗濯物は私が引き受けました。
もともと水分をあまり取らない人なので、
意識的に飲むようにアドバイスしました。
朝晩だけでも涼しくなってくれたら楽になるのになあ。
今年の暑さはいつまで続くのでしょうか。

2007-08-23 14:26 | 記事へ | コメント(0) |
| ★高齢者のうつ |

所沢へ
2007年08月12日(日)
10日間の滞在を終え、今朝妹と子供たちが所沢へ帰って行きました。
暑い中母は一緒に外出につきあい、会えなかった妹(母にとっては次女)との時間を埋めていました。
妹が、来年自宅から数分の場所に老人施設ができるので検討してはどうかと資料を持って来ました。
よく見ると入所条件は要介護判定の出ている人のようで、
母は該当せずのようです。
当の母は遠まわしにこのまま神戸でいい、
というようなことを言ったので、内心少しビックリしました。
妹は落胆と安堵が入り混じった気持ちだったと思います。

昨日雑誌の星座による相性診断を読んでいた母。
「あなたの星座と相性がいいみたいだから、
私は神戸に来たのかもしれないわね」
自分の意思で決めたのではなく、占いでもいいから客観的な根拠が欲しいのでしょう。
「拒否」「諦め」「受容」のプロセスを進んでいる母。

今朝妹たちを見送ってから、母のホームへ顔を出してみました。
30分ほどお喋りをして帰ろうとすると、
「よかった。少し気持ちが落ち込んでいたんだけど、
来てくれたから楽になったわ」
妹たちと次回会えるのは来年春。
母さえその気なら秋にでも所沢へ連れて行くのに・・・。

でも最近母が、「小磯良平美術館って遠いの?」
「三田に新しいアウトレットができたみたいよ」
などと前向きな発言をするようになってきたので、
涼しくなったら連れ出したいと思います。

2007-08-12 13:46 | 記事へ | コメント(0) |
| ★高齢者のうつ |

所沢から妹の家族がやってきた。
2007年08月03日(金)
所沢に住む妹の家族4人が遊びにやって来ました。
母とは4ヶ月ぶりの再会です。
妹は、母がとても元気で生き生きとしているので
ビックリしたようです。
母も「そうでしょ〜?」と満面の笑み。
妹は自分の家の近所にケアハウスが建設中なので、
母を呼ぼうかと思案している様子。
介護保険を使って入る施設のようなので、
今の母の状態では無理そうです。
この先母は神戸に永住する気なのか、
住み慣れた関東へ戻りたいのか。
母が決めることなのです。

2007-08-03 21:48 | 記事へ | コメント(0) |
| ★高齢者のうつ |

人の心
2007年07月24日(火)
昨日母を皮膚科へ再度連れて行き、
水虫に感染と判明しました。
医師に「最近何かストレス感じることありませんでしたか。」と訊かれ、
母は白内障の手術のことを訴えました。
飲み薬、塗り薬での治療がスタートしました。
「せっかく一日四回の点眼から開放されたと思っていたのに、
また大変になっちゃった。
憂鬱だわ」と母。
やはり介護保険の申請をしておけばよかったのかな。
白内障も治り、介護保険の要介護1も8月いっぱいで終わり。
何か病気を持っていないと不安なのでしょう。
人の心は不思議なものです。
母のようなタイプは何かいつも未病のようなものを抱えていた方が落ち着くのです。
自分はあくまでもか弱い存在でいたい。
その要求に応えつつ、でもできることを増やして自信をつけて欲しいと思っています。

2007-07-24 23:39 | 記事へ | コメント(0) |
| ★高齢者のうつ |

水虫の疑いふたたび
2007年07月22日(日)
皮膚科を受診して1週間ステロイド外用薬を塗ったら、だいぶ回復していた母の足。
しかしまた悪化し、脛まで赤くただれている。
???
ネットで調べてみるとやはり水虫?
明日再度受診することになった。
同じ皮膚科へ行って判断を仰ぎ、
その診断によっては転院も考えなくては。
白内障の手術の後ステロイド点眼薬を2ヶ月に渡って、一日4回使用していたので、
その副作用も考えられると思う。
特に母は痩せているので(体重35キロ)、薬の効きが強いのでは?

一難去ってまた一難。
やっぱり介護保険を継続した方が、母の精神衛生上よかったのかなあ。


2007-07-22 23:31 | 記事へ | コメント(0) |
| ★高齢者のうつ |

介護保険
2007年07月08日(日)
母の介護保険の期限が今年の8月31日と迫りました。
「介護1」という判定が出て2年半が過ぎようとしています。
神戸に来てもうすぐ2年。
買い物同行という名目で、
ヘルパーさんには、母のお散歩に同行してもらいました。
入院生活で衰えた筋力を回復する目的と同時に、
外の世界に目を向けてほしかったからです。
母のホームの近くにお花好きな方の家があり、
あまり広いとは言えない庭やフェンスには所狭しと
色々な季節の花が咲いていました。
もともとお花が好きな母はその前を通るのが楽しみになりました。
1年前からはヘルパーさんなしでも一人で買い物に出たり、
私の家まで洗濯に来たりできるようになり、
事実上介護保険を利用していませんでした。
介護保険の延長を申請する用紙が送付されて来ました。
ケアマネージャーさんからは、主治医の意見書があれば、
要支援くらいは取れるのではないかと思うと言われましたが、
神戸に来てから母のうつの主治医はいません。
父が亡くなったことが原因だとハッキリしていましたし、
どんな薬でも回復してきた時は副作用の為に体調不良になります。
依存する対象をなくしたことが母のうつの原因でしたので、
私がその代理を務めることを覚悟し、
あえて母を受診させることはやめました。
それが正解だったことは今の母を見れば明らかです。
埼玉に住む妹とも相談して、要介護の延長を申請することはやめることにしました。
母もおおむね賛成でしたが、
「この年で今まで続いていたことをやめるのは、
ちょっと不安があるわね」と言いました。
その言葉は本音だと思います。
年を取っていくうちにまたいつか要介護状態になることは十分に考えられますが、
それまでは自分の力で生きている時間をすごして欲しいと思います。
もちろんその為に私や家族の協力は必要です。
要介護という杖をなくした母が、
この先どう出るのか不安でもあり、期待もあります。
私が母の乗る自転車の補助輪になろうと思います。
昔自転車に乗る練習をした時、
父が後ろから荷台をつかんでいてくれて、
「大丈夫だからしっかり漕いで!」と言ったのでそのその言葉を信じていて、
ふと振り返ったら父は遠くにいて自分ひとりで乗れたんだ!という風景を思い出します。
「持っててあげるから前向いて、と言ったのにぃ」と思いながらも、
自分ひとりで乗れたという自信と満足感。
母にも味わって欲しい。
育児で学んだことはすべてに通じる、と最近思います。

2007-07-08 20:11 | 記事へ | コメント(2) |
| ★高齢者のうつ |

前へ 次へ
 

ニックネーム:mkfamily
性別:女
海の見える家で暮らしています。通信制大学で心理学を勉強し、2011年春卒業しました。

»くわしく見る