所沢へ
2007年08月12日(日)
10日間の滞在を終え、今朝妹と子供たちが所沢へ帰って行きました。
暑い中母は一緒に外出につきあい、会えなかった妹(母にとっては次女)との時間を埋めていました。
妹が、来年自宅から数分の場所に老人施設ができるので検討してはどうかと資料を持って来ました。
よく見ると入所条件は要介護判定の出ている人のようで、
母は該当せずのようです。
当の母は遠まわしにこのまま神戸でいい、
というようなことを言ったので、内心少しビックリしました。
妹は落胆と安堵が入り混じった気持ちだったと思います。

昨日雑誌の星座による相性診断を読んでいた母。
「あなたの星座と相性がいいみたいだから、
私は神戸に来たのかもしれないわね」
自分の意思で決めたのではなく、占いでもいいから客観的な根拠が欲しいのでしょう。
「拒否」「諦め」「受容」のプロセスを進んでいる母。

今朝妹たちを見送ってから、母のホームへ顔を出してみました。
30分ほどお喋りをして帰ろうとすると、
「よかった。少し気持ちが落ち込んでいたんだけど、
来てくれたから楽になったわ」
妹たちと次回会えるのは来年春。
母さえその気なら秋にでも所沢へ連れて行くのに・・・。

でも最近母が、「小磯良平美術館って遠いの?」
「三田に新しいアウトレットができたみたいよ」
などと前向きな発言をするようになってきたので、
涼しくなったら連れ出したいと思います。

2007-08-12 13:46 | 記事へ | コメント(0) |
| ★高齢者のうつ |

 

ニックネーム:mkfamily
性別:女
海の見える家で暮らしています。通信制大学で心理学を勉強し、2011年春卒業しました。

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