父の三回忌
2007年01月15日(月)
2006年5月3日
父の三回忌をすることが決まりました。
母にとって9ヶ月ぶりの東京です。
1週間ほど前から風邪気味になり、
数日前には明け方母からの電話が。
ギョッとして出ると「夜中に下痢をした」と。
内心、そんなことで・・・と思いつつ、
仕事前に寄るからと伝えました。
ホームに着くと、
職員の方も母の不安な様子を気にしていて、
私を見てホッとされたようでした。
念のため系列の病院で点滴を受けることになりました。
やっぱり来たか・・・という気持ちでした。
母がここを乗り越えてくれることは、
今後生きていく為にとても重要なことに思えました。
私はその気持ちを淡々と伝えました。
母も気持ちが落ち着いたのか、
その後は不調を訴えることがありませんでした。
前日新幹線で東京へ向かいました。
母は久しぶりの自宅を懐かしそうに眺めています。
でもハッキリと言いました。
「もうここに一人では住めない」と。
三回忌はお天気にも恵まれ、
一年前には食事を一緒にすることのできなかった母が、
親戚や知人の前に立つことができました。
私が1年前に思い描いていた通りの光景でした。
父に依存して生きて来た母。
その夫を亡くし食事も取れず、うつになってしまった母。
母の生き方はたくさんの示唆に富んでいます。
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2007-01-15 14:31
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