歌川国芳展にでかけました
2011年05月19日(木)
今年の3月末に在宅で奥様を見送られた

同じマンションに住むカウンセラー氏が

私の母を誘って一緒に見に行きませんか?と声をかけて下さり

大阪市立美術館まで行ってきました






http://www.osaka-art-museum.jp/


400点余りの展示物を3時間近くかけて観ました

着物の柄と色がとても緻密で綺麗でした




美術館地下のレトロなレストランで遅い昼食







食後は隣接する慶沢園を散策しました
http://www.city.osaka.lg.jp/kyoiku/page/0000008995.html





住友家の元邸宅だったそうです・・すごいですね




新緑がまぶしい






慶沢園から美術館を臨む






池には睡蓮が咲いていました







大阪夏の陣の舞台となった茶臼山がすぐ近くに







通天閣は次回にお預けで帰ってきました






奥様を亡くされてから初めての外出

そろそろ自分を立て直さなくては、涙を流されました


ずっと寝たきりでもいいからいて欲しかった

人間は誰かの役に立たないと生きていけない

自分のためには生きられないものなんです、と



父が亡くなって母一人の家から帰ろうとすると

「あなたには待っている人がいていいわね」

と母がもらした言葉が今でも忘れられません

そんな母が

「先生に元気になってもらえるように

何か美味しいものご馳走したい」と言いました

誰かの役に立つために生きていられることは

幸せなんですね

たとえ寝たきりになっても

その人の役割があるんですね

2011-05-19 08:18 | 記事へ | コメント(4) | トラックバック(0) |
| ★高齢者のうつ |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/family/trackback/1301/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません

2011年05月19日(木) 20:48 by おちゃらかほい
新緑がとっても綺麗です。

人間は誰かのためでないと生きられないこと、
私も実感しています。
どこかで、人の役に立っていると思えないと生きるのが辛いですね。
だから、ボランティアの委員活動を続けているのだと思います。
誰かの世話をし忙しくしている方が幸せなんでしょうね。

たとえ、寝たきりになっても・・・。
誰にも頼られなくなった時の寂しさは計り知れないでしょう。
2011年05月19日(木) 20:55 by シェリー
分かります。

主人の父は脳梗塞で倒れたあと、そのまま植物状態になり、
6年寝たきりで意識が戻らなかったのですが、
それは義母が、自分だけのものになった義父を思う存分看病し、
そしてひとりで生きられるように強くなるのに充分な時間でした。

自発呼吸もできない義父を生かしておくのは酷かもしれませんでしたが、
だんだんまわりの家族も
命あるだけで義母には必要な存在だと思うようになり、
命ある間に画期的な治療法が発見されたりしないか、
奇跡がおきたりしないか、

思うようになりました。

そのころ、海外赴任中だった我が家が帰国となってすぐ
肺炎で亡くなりました。
兄弟がそろうのを待っていたかのようでした。
おちゃらかほいさん

東日本大震災は不幸な出来事でしたが
残った私たちの気持ちが
誰かの何かの役にたちたいと思ったことは
せめてもの救いでした

震災で身内を亡くされた方も
亡くなった方のために生きていこうと
決心されるのでしょうね

子どもたちへのボランティア、
ずっと続けてくださいね

そして
もしおちゃらかほいさんが寝たきりになっても
生きているだけでいいと言ってくれるお子さんが
いらっしゃるじゃありませんか
シェリーさん

よくわかります

遺され家族にとって納得のいく別れができる
お父様は家族思いだったのでしょう
コメントを記入  
お名前(必須)
 
パスワード:
 
メール:
 
URL:
 
非公開:  クッキーに保存: 
※非公開にチェックを入れると、管理者のみにコメントが届きます。
ブログの画面には表示されません。
captcha


※画像に表示されている文字を入力してください(半角・大文字/小文字の区別なし)。
文字が読みづらい場合はこちらをクリックしてください。
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー リンク

 

ニックネーム:mkfamily
性別:女
海の見える家で暮らしています。通信制大学で心理学を勉強し、2011年春卒業しました。

»くわしく見る