2011-05-19 08:18 | 記事へ | コメント(4) | トラックバック(0) | | ★高齢者のうつ | トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/family/trackback/1301/※ブログ管理者が承認するまで表示されません
人間は誰かのためでないと生きられないこと、
私も実感しています。
どこかで、人の役に立っていると思えないと生きるのが辛いですね。
だから、ボランティアの委員活動を続けているのだと思います。
誰かの世話をし忙しくしている方が幸せなんでしょうね。
たとえ、寝たきりになっても・・・。
誰にも頼られなくなった時の寂しさは計り知れないでしょう。
主人の父は脳梗塞で倒れたあと、そのまま植物状態になり、
6年寝たきりで意識が戻らなかったのですが、
それは義母が、自分だけのものになった義父を思う存分看病し、
そしてひとりで生きられるように強くなるのに充分な時間でした。
自発呼吸もできない義父を生かしておくのは酷かもしれませんでしたが、
だんだんまわりの家族も
命あるだけで義母には必要な存在だと思うようになり、
命ある間に画期的な治療法が発見されたりしないか、
奇跡がおきたりしないか、
と
思うようになりました。
そのころ、海外赴任中だった我が家が帰国となってすぐ
肺炎で亡くなりました。
兄弟がそろうのを待っていたかのようでした。
東日本大震災は不幸な出来事でしたが
残った私たちの気持ちが
誰かの何かの役にたちたいと思ったことは
せめてもの救いでした
震災で身内を亡くされた方も
亡くなった方のために生きていこうと
決心されるのでしょうね
子どもたちへのボランティア、
ずっと続けてくださいね
そして
もしおちゃらかほいさんが寝たきりになっても
生きているだけでいいと言ってくれるお子さんが
いらっしゃるじゃありませんか
よくわかります
遺され家族にとって納得のいく別れができる
お父様は家族思いだったのでしょう