発達障害が引き起こす二次障害へのケアとサポート
2010年08月27日(金)
夏季スクーリング中に受講した「行動療法」

一番の収穫でした

もしかしたら卒業後の自分に関係あるかもと思えるくらい



友人の息子(19歳)はアスペルガー障害(知的に遅れのない自閉症)

思春期の頃から強迫性障害に似た言動が目立つようになり

今は心療内科から処方された薬を飲みながら

作業所に通っています

自閉症の特徴として「変化を好まない」「一定の手順を好む」があり

学校時代から行事の前になると調子が悪くなっていました


彼には行動療法が有効かもしれない

特に認知療法は彼に向いているように思えます




図書館に予約していたの順番が回ってきました





http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032315328&Action_id=121&Sza_id=B0&Rec_id=1004&Rec_lg=100401



思春期はどんな子どもにとっても人生の危機だといいます

自尊心や自己評価の低下が引き起こす二次障害のうち

非行や犯罪は緊急性が高いために

これまでも論じられてきました

でも多くの発達障害のある子どもは悩みを内向させていくように思います

自分の障害に向き合い受容し、折り合いをつけていく

心理学では「適応」というのですが

どんな人間もこの「適応」がうまくいかないと心の病になるのです

「適応障害」になられたプリンセスもいらっしゃいました


スクーリングに行かなくてもの勉強だけで

卒業できる大学なのですが

やはりスクーリングは格別です

先生の話を聞きながら思いを馳せる・・・

贅沢な時間でした

2010-08-27 08:34 | 記事へ | コメント(4) | トラックバック(0) |
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2010年08月27日(金) 21:37 by シェリー
着々と勉強されていらっしゃいますね。

私もスクーリングの記憶が薄れないうちに
テストを受けてしまおうと思っています。

さて、私がMUでいちばん印象に残った先生は
実はうちの大学の先生ではありません。

大学がシンポジウムを開いたときにパネリストとして
いらっしゃった、東北大学(だったかな?)
小児科医の横山浩之先生です。
横山先生は小児科医として発達障害の子供を診察し
その豊富な経験から何が子供にとって一番必要なのか、
という視点で話をされていました。

親は目の前の子供の状態しか目に入らないけれど、
一番大事なのは彼らが将来ひきこもりにならず、
立派にコンビニのバイトくらいできる社会能力を
身につけてあげることだとおっしゃっていました。

これは本当に目からウロコでした。
コンビニのバイトをするには四則演算はもとより
コミュニケーション能力、手先を使うこと、
あらゆる能力を必要とします。
でも、コンビニのバイトが立派にできるなら、
絶対にひきこもりにはならない。

要約するとそんなお話でした。

シンポジウムの後、大学の生涯学習講座にも
いらっしゃったので、その時も話を聞きにいきました。

今回のスクーリングでは、実践について詳しくは
触れられませんでしたが、
横山先生は実際の指導についての本を多く書かれています。

私が大学院で発達障害のことを研究してみたいと
思ったのは、先生がきっかけでした。

あら、つい熱弁してしまいました。
もっと、たくさんお話したかったですね。
シェリーさん

息子が小学校4年の時に出会ったカウンセラーの方に

「親にとって一番大事なことは

将来どうやって食べていけるようにするか、

ということです」

と言われ

毎日の宿題に頭を悩ませていた私の目から

うろこが落ちました

でもどんな子の親も同じですね

勉強は手段なんですね


それは私たちとて同じこと

なかなか涼しくなりませんが頑張って勉強しましょう


またお話しましょう

きっとチャンスがあると信じています
そのうち図書館で借りてみます。
oseidonさん

今から予約入れた方がいいですよ

私も3か月くらい待ちました

もしかしたら買うかもしれませんので

その時はお貸ししますね
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ニックネーム:mkfamily
性別:女
海の見える家で暮らしています。通信制大学で心理学を勉強し、2011年春卒業しました。

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