毒になる親-一生苦しむ子供
2010年02月28日(日)
私の母は、父と離婚したいと思いながらも

経済的理由と子供の為に「我慢」をして生きてきました

「あなたたちの為」と言われ育ちました

感謝半分、ありがた迷惑半分、というのが私の気持ちでした

母は色々なことを父や私たちのために我慢していましたが

そんな母親の傍らで生活することは

負の支配を受けることだったと今になって思います






私は自分の怒りを早くから自覚していたので

母を「毒」とまでは言いません

今は「母親とは1人の不完全な女性」だと許せるのです

より抜粋

・・・怒りが起きたら、その感覚を嫌がらず

自分が怒っていることを自分に対して許してやる。

・・・怒りはまたあなたにとって何か重要なことを知らせてくれる

シグナルでもある。

・・怒りは何かが変わらなくてはならないことを
常に意味している。

・・怒りは内面にためておかないで外に出す。

怒りは外に出してからでなければ処理することはできないのである。

怒ることで自分のネガティブな自己像をさらに拡大しないようにする。

特に親に対して強い怒りを抱いた時に罪悪感を感じることはよくあるので

そういう時は

「私は怒っている。私には怒る権利がある。

怒ることで罪悪感を感じてもかまわない。

このように考えたからといって、私は悪い人間でもないし、

間違っているのでもない」と声に出して言う。

怒りは自分がどんな人間であるかを

自分に対してはっきりさせるために使うことができる。

怒りは自分について学び、親(あるいはどんな人でも)との関係において

どんなことは受け入れられ、

どんなことは受け入れられないのかを知るために

たくさんのことを教えてくれる。

つまり、自分の許容できることの範囲を決めるのを助けてくれるのである。

怒りはまた、親のいいなりになったり、

親がいいと言ってくれないことを恐れる気持ちに陥ることから

自分を解放する力を与えてくれる。

怒りは、親の考えを変えさせようとする達成不可能な闘いに

自分のエネルギーを浪費することから転換し、

再び自分のものとして使えるようにするのを助けてくれる。




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2010-02-28 19:57 | 記事へ | コメント(14) | トラックバック(0) |
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「負の支配」という言葉があるのですね…
DVや児童虐待の問題が深刻ですが、児童虐待を受けた子どもの立ち直りは容易ではないですね…
mkfamilyさんは、DVや児童虐待ではないですが、「負の支配」のトラウマと向きあってこられた…
大学で学びながら、適切な言葉が見つからないのですが…自己の立て直し、生き直しをされているのかもしれませんね。
こんばんは。
GBの事を考えながら、読ませていただきました。
自分が怒りの感情を抱く事によって
罪悪感や自己嫌悪に苦しむのは
実の親じゃなくても、義理の親でも同じですね。
怒りを感じる自分を許すのは、容易なことでは
無い事を、ここ何年も実感しています。
いつか、自分を許して、自分自身を好きになりたいと
願っています。
私は、自分の怒りのエネルギーが、実は好きです。
もちろん、初めは好きではなかったのですが。。。

大学に入る前からボディや心理の勉強をしていまして
まさしく、どこか育てなおされた感じもありまして
以前に比べると随分、自分のことを認めたり許したり
好きになったりすることができるようになりました。

怒っているときの、家事が片付くのが早いこと早いこと!!

mkfamilyさんの、怒りを早くから自覚していた、というのは切なくなりました。
いろ〜〜〜んな意味で、オトナだったのですね。
すげ〜〜〜タイトルやねぇ(爆)

ちなみに私は
親にとって「毒になる子ども」だったかも(笑)
KAZEさん

>負の支配」という言葉があるのですね…

私の作った造語です
親からの積極的な?支配を「正の支配」とするなら
親は支配するつもりなどなく
むしろ子供のために犠牲になっている、と
思っている・・・
私はそれも結果的に支配だと思いました

「正の支配」に対して「負の支配」だと
最近気づいたのです

私の中での母との葛藤は
心理学を勉強する以前に折り合いがついているのですが
最近周囲に母娘関係問題で生きにくい友人知人が多く、
昨日もそんな話題でお茶してきたばかりです
レフアさん

>GBの事を考えながら、読ませていただきました

対象が親でなくても同じなんですね

レフアさんは暖かい家族の中で育ってこられたので

きっと自分の怒りを受け入れることができる方だと

私は思っています
クレアさん


>怒っているときの、家事が片付くのが早いこと早いこと!!


わ〜一緒一緒

私もそうです

家族は

またお母さん何か怒ってるよ・・

ってドンビキです
oseidonさん

毒になる子供・・・

最高〜
こんにちは
わたしとオナジ環境でした
母70歳 父94歳で亡くなり 89才に成る継母
がおります。最悪な夫婦でした 子の為に別れずに
しかたなく継母の面倒今見てます 老人ホ−ムですが 
負の支配 
いい言葉ですね ご自身が合われた経験をもとにそして卑下する事無く振り返る姿 感銘しますよ
心理学学ぼうとする気持ちが そうさせるんですね
心理学を学んでるからではないと思います。これが自己啓発ではないですか。
おじ おばさん

継母さんの介護されていらしゃるのですね
頭が下がります

もともとを読むのが好きだったので
親子問題や家族問題のを読み漁っていました

自分の抱える苦しさの理由がわかって
安心したことを覚えています

自分が育児をするようになって
両親のことを1人の人間として
見られるようになりました

自分が幸せだと思えるから
許せるのですね

心理学を勉強することができるのも
両親のお陰だと感謝しています
嫌味や皮肉でなく本当に思っています
毒になる親を読みました。
調度、犯罪心理レポに取り掛かるときだったので
「毒になる親」に基づいて
レポを書きましたので、しっかり頭に残っています。

我が家にも当てはまる事がありました。
以前は、両親に恨み言なんて
人としてよくない事だと罪悪感を持っていましたが
怒りを持つ自分を許すことにしました。
やっぱり怒りは、怒りを与えた人物に当てるべきなのだと思いました。
両親が亡くなった今は、感謝の気持ちしかありません(^^)
オルカさん

参考文献だったのですね

>両親が亡くなった今は、感謝の気持ちしかありません(^^)

そうですね
私も亡くなった父は懐かしいです

年を取るって悪くないって思えます
毒になる親よみました。
生協でオススメされていたので図書館でかりたのですが、とてもひきこまれる内容でした。
実に興味深く、この本によっても
毒親を意識させられ、育児観にも影響を与えてくれたように思います。
子どもを自分の思い通りにコントロールしようとしている自分に警笛を与えてくれた本でもあったように思います。
時々読み返したい本です!
れなさん

読まれたのですね

私の周囲にはAC傾向のある人が多く

怒りは本人に返すのが一番、のくだりが

いいと思いました

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ニックネーム:mkfamily
性別:女
海の見える家で暮らしています。通信制大学で心理学を勉強し、2011年春卒業しました。

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