ニックネーム:mkfamily
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2012年11月19日(月)
女の子に贈るなりたい自分になれる本



http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1101951159/subno/1


高3の娘が読むかも?と思って図書館で借りてみました。

ざっと読んで戻ってきました

なりたい自分がわからないんだろうなあ。

自分の母親がロールモデルにならない時代を生きる娘たち。

上野先生の言葉を借りれば

「もはや女性にとって結婚は必需品ではなく、嗜好品になった」。




あとがきより


・・・お父さんが一家の大黒柱、お母さんが家事・育児の担当、

という日本型家族にも限界がきました。

就職が就社、結婚が永久就職、・・・という

会社も結婚も「一生もの」の時代は終わりました。

時代は大きく男女平等へと歩みをすすめ、

これからは仕事も暮らしも育児も介護も、

男女が分かち合い、家族の外にも助けを求めながら

ともに担っていく時代になるでしょう。

女の子にとっては、どんな働き方をするか、結婚するかしないか、

子どもを産むか産まないか、どんな暮らし方を選ぶか、

選択肢は広がっています。

・・・・中略・・・・

どんな選択肢を選んでも、それがあなたの人生なのだから、

自分の人生の主人公になろうよ、と本書はサポートしています。
2012-11-19 21:52 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年10月25日(木)
独立国家のつくり方




http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2881555


今時の若い者は・・・とは言い古された言葉だそうです。

私は敬意をこめて「今時の若い者」は素晴らしい、と言いたい

既得権益を死守しようと必死な中高年よりも

ずっと物事の本質を見据えている、と最近よく思います。

このの著者は発想の転換を経て真理をみつけています




とにかく若い人が動かないとどうしようもない。

天草四郎なんか島原の乱の時、十六歳だった。

坂元龍馬も高杉謙信も二十代。

今は教育が遅れているのを考慮しても、三十代までだ。

四十代以降は軍資金を出して、人と人とをつなぐ役目である。

実働は若い人間しかいない。
                   本文P161より





既成概念にいつも疑問符をつけて考え続ける。

絶望の国にさすほのかな希望の光を感じます。




2012-10-25 21:51 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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2012年09月21日(金)
教育の職業的意義〜若者、学校、社会をつなぐ




http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480065230/




大学進学率が60%に迫ろうとしています。

それなのに多くの若者が

非正規雇用を選ばざるを得ないという現実。

学校の教師でさえ「講師」という身分の

不安定な雇用が増えているそうです。



「現在の日本社会では、教育を受けるには

個人や家庭が多大な費用を負担しなければならず、

かつ受けた教育がその後の生活のたつきを築く上で

いかなる意味があるのか不明である場合が多く、

それにもかかわらず教育が欠如していることは

さまざまな不利を個人にもたらす。

しかも、教育から外の社会や労働市場に出れば、

ある程度安定した収入や働き方を

どうすれば獲得できるのかの方途も不明であり、

一度不安定なルートに踏み込めば、

その後の挽回の機会は著しく制約される。

度を越して過重な仕事、

あまりに賃金の低い仕事にはまりこむ危険の高さは、

まるでおびただしく地雷の埋まった野原を

裸足で歩いていかなければならない状態と似ている。

今の日本社会が若者に用意しているのはこのような現実だ。

それを作ってきたのも、それに手をこまねいているのも、

多くは若者たちより上の世代の人間たちである。

このままでは、教育も、仕事も、

若者たちにとって壮大な詐欺でしかない。

私はこのような状態を放置している恥に耐えられない」

             本文p214より




私は最近知った氏のTwitterをフォローしています。

興味のある方はぜひ

https://twitter.com/hahaguma

2012-09-21 08:40 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2012年09月17日(月)
いま「開国」の時ニッポンの教育


http://www.honnoki.jp/fs/orders/imakaikokunotoki


テレビで観ない日はない尾木ママとの対談ですが

私の日頃の疑問にたくさん答えてくれています。


「3周遅れの日本」

日本はオランダの教育づくりの歴史には

3週くらい遅れていると思います。

第一周目は「啓蒙主義」によって導かれた近代人としての人間観、

思想や表現の自由を大切にする意識という点、

第二週目は、人々がお互いに同じ社会で受け入れ合い、

認め合って一緒に社会をつくっていくための

「機械均等」の意識、

貧しい人と富める人と同じスタートラインに立たせようとする意識、

と言い換えてもいいと思います。

そして第三週目は、こういう西洋に育った人権意識を

西洋以外の文化的背景をもつ人々とわかちあおうという

新しい意識という点での遅れです。

         (本文p28より)



自分の子ども2人を育てる上で感じた

学校教育への違和感、憤り、

このに答えがありました。

何度も読み返しては「そうそう」と

声に出しています

2012-09-17 21:04 | 記事へ | コメント(6) | トラックバック(0) |
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2012年09月07日(金)
冥土めぐり


http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309021225/


読みながら何度も既視感に襲われました・・・

芥川賞を受賞したばかりなのに・・・???

そして気づきました

http://blog.zaq.ne.jp/mkfamilydeux/article/169/

よく似ています

最近流行りの「母娘関係」が根底にあるです。

でも心理分析にも通じるものを感じました。

昨今、精神分析は文学的で流行らないと聞きますが、

そうなんだろうなあと思います。

認知行動療法などの「科学的」手法が主流なのも、

時代の要請なのでしょう。

こののモデルのような家族、

実際に知っています。

文学の力をあなどってはいけません。
2012-09-07 22:46 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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