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2013年09月14日(土)
ヘンでいい。「心の病」の患者学

http://www.iff.co.jp/book/190/bk_194s.html


ココロを治すのは誰なのか?

医者と患者の徹底討論


精神科医 斎藤学氏と

フリーライターにして元患者の栗原誠子氏の

対話がおさめられています。

中に出てくること、

息子の相談に乗ってくれていた

元ご近所さんのカウンセラーが言ってたことと

よく似ていました。




(栗原)・・・ある摂食障害の人が、

「お母さんが自殺したとき、

自分には摂食障害があって本当によかったと思った」

と言っていて、

そういう意味でやっぱり症状が自分を救っているってことは

あるのかなって思ってる。 

(斎藤)・・・だから私は、クライアントが持ってくる問題なんて

ほとんど嘘だって言ってるわけ。

過食症なんて取っちゃったら生き延びられないじゃない。

本人がそこまで強くなっているかって言ったら

そんなことないから。        本文p121〜122より



(障害のある子は)できないことで得られることがある、

だからできないふりをする、

ってよくカウンセラー氏は言ってたこと

思い出しました。

私たちもけがや病気になって得られることがある、

広義にそう考えるようになって

こころの見方がガラッと変わりました。

自分のこころの声を

身体が教えてくれる、そう思います。



ヘンでいい。 
斎藤学×栗原誠子
大月書店
2013-09-14 14:38 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
| ★読書 |
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