亡くなった父は晩年、
落語を聴きながら寝るのを楽しみにしていた。
当時日曜の夜にはラジオで落語の放送があり、
放送のない日はカセットテープから聴いていたことを思い出す。
出会った頃の夫は桂枝雀が好きでレコードを持っていたが、
最近はもっぱら江戸落語にはまり、
テレビを欠かさず録画、
このGWには浅草演芸ホールに一日座って寄席を楽しんだ。
私はといえば、夫に付き合って何度か落語を聞く程度。
初めて聞いたとき、
登場人物が今でいう「発達障害」「知的障害」をもつ人達で、
親や近所の人達に呆れられ、からかわれながらも、
生き生きと生活している様子にビックリした。
周りの人は笑っていたけど、
私は驚きで笑うどころじゃなかった!
こんな時代があったんだ!

http://www.msz.co.jp/book/detail/07704.html
この本は早くも私の今年読んだ本ベスト3に入りそうな予感。
図書館に予約して買ってもらったけれど、
手元に置くために購入決定です。
落語の国の精神分析
藤山直樹
みすず書房
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2013-05-21 20:17
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★読書 |
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