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2012年02月14日(火)
ちづる〜父性と母性の違いについて。
楽しみにしていた映画でした。

一緒に観に行ったのは

自閉症の子ども(と言ってももう21歳)を持つ母親

彼女は療育サークル仲間と作業所発足させた友人。

もう一人は私が去年卒業した通信制大学で

現在心理学勉強中、

私の卒論インタビューの協力者を紹介してくれた友人。




映画館から出た途端、3人揃って「う〜ん・・・」

友人の一人が

「役に立たないうちみたな父親でも

いないよりはましなんだね」

本当に同感

母性と父性をテーマにした映画だと思いました。



映画を卒業制作にした、ちづるさんのお兄さん、

彼が家庭内で必死に「父性」役を担ってました。

彼が思い切って世間に発信したからこそ、

母子カプセルから脱出することができたと思います。



一般的に育児は

母性と父性の違いの両方のバランスが大切だと言われています。

母性は「内部に閉じた」世界=自分の子宮胎内相当の世界に子供を置こうとする、

子供を親に「癒着・依存させる」性。

父性は「外部へと開かれた」世界に子供を置こうとする、

子供に対して親からの「分離・自立を促す」性。



ただ、母性役割=母親、父性役割=父親という訳ではありません。

役割が反対という家庭もあるでしょうし、

両親だけでなく祖父母や親戚や近所の人が

それを担ってくれると助かります。

昔はそうだったのだと思います。



母親ひとりで障害のある子を育てるのは

本当に大変です。

そんなお母さんや妹に優しいまなざしを向けつつ

厳しい父性をも発揮した兄。


世間一般的には「障害者のいる家族への啓蒙」、

が評価される映画なのでしょう。


しかし、学校卒業後の障害者の居場所、

家族サポートなど、

社会的側面からの問題発信、

そして家庭における父性母性のバランスの大切さが

評価されていい映画だと思いました。


障害者関連の映画になると

どうも世間の評価が情緒的になってしまうのが

残念です。
2012-02-14 18:49 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
| ★発達障害関連 |
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ちづる、なう。
レディースデーなので

友人3人で観てきます(^-^)/
2012-02-14 12:38 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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