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2011年10月19日(水)
現代人の祈り〜呪いと祝い


http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032442622&Mail_id=2003&Action_id=121&Sza_id=B0


仏教の僧侶であり大学の先生である釈徹宗氏、

フランス現代思想の先生である内田樹氏、

精神科医でテレビでもおなじみ名越康文氏、

個性的な3人(ときに2人)の対談集です


ピューリタニズム的教育を受けてきた私にとって

内田先生の思想は身体で理解しがたいと思っていました

それがこのによって原因はそれだけでなく

私が転勤族の家庭に育ったことも

大きく影響していることがわかりました



「呪い」はコミュニティの中でしか機能しない

               
          (本文p44〜祝いと呪いより)




いつも部外者だった私にとって当然だったのですね





ある意味、土俗の宗教性を制度化したものが

イニシエーション(通過儀礼)です。

たとえば、ある年齢から「だんじり」を曳くことができるとか、

老いたら「だんじり」を曳くのではなくて世話役になるとか、

それはまさに子どもから大人へ、

大人から隠居へのイニシエーションです。

そんなものが身の回りに全然なければ、

いつまで経っても「自分」だけにすがる人になっちゃいますよ。

              
                 (本文p253〜祈りの諸相より)




徳島の阿波踊り、
岸和田のだんじり祭り、

今年は偶然2つのお祭りを体験しました

もし自分が地元に生まれ育ったなら、

ここで育児をしていたら、

とあれこれ想像しながら・・・

2011-10-19 23:25 | 記事へ | コメント(4) | トラックバック(0) |
| ★読書 |
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