2016年08月02日(火)
死者が立ち止まる場所 日本人の死生観

「呼び覚まされる霊性の震災学」とほぼ同じ頃

このも図書館の順番が回ってきました

でもとても2週間では読めないので

一度返して再予約

今度はじっくり読みました




http://www.shobunsha.co.jp/?p=3755



著者の父親はアメリカ人 母親が日本人

ニューヨークで生まれ育って

最愛の父親を亡くし喪失感に襲われていたとき

母の母国で東日本大震災が発生


「母の国では、死者は毎年戻ってくる」


母親の実家は禅宗の寺

日本各地の寺や仏教行事を通し

喪失との折り合いをつけていく


同じような2冊のを続けて読んだのは

ただの偶然なんだろうか
2016-08-02 19:20 | 記事へ | コメント(0) |
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呼び覚まされる霊性の震災学〜3.11生と死のはざまで



この記事を読んですぐに図書館予約をし


半年待ってようやく順番が回ってきました

http://www.shin-yo-sha.co.jp/mokuroku/books/978-4-7885-1457-7.htm

「あのとき死んだ一人ひとりが、それぞれただ一度の死を死んだことが覆い隠されてしまう。視点は自然に全体へと向かい、社会へと向かい、一人ひとりの人間を代替可能であるかのように数えだし、そして津波で死んだ人びとに対して、膨大な量の普遍的かつ抽象的な哀悼の言葉が投げかけられる」(中島 2014: 17-18)

テレビの映像は ほんの一部

こんなに甚大な災害があったことが

当事者でなければ

記憶から遠のいていく

畏敬の思いで読んでいます

2016-08-02 19:08 | 記事へ | コメント(0) |
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母の介護をきっかけに始めたブログも2度目の引っ越し。下の子が20歳になったのを機にイタリア好きが再燃。残りの人生は旅に出るぞ〜。

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