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2014年12月08日(月)
夢のあとさき〜一万人の第九
とうとう終わってしまいました

お盆明けの練習開始当初は

母のケガ介護の心労で

レッスンに行く気力も出なかったり

息子の就職退職騒動もあったり

私が鬱になりそうな時期でしたが

ベート−ベンが、第九が、私を助けてくれました

音楽が力をくれました



佐渡裕さんがリハーサルで

音楽は一瞬で終わってしまう

その一瞬を大事にしてください、

というようなことを言われたのを

何度も思い出してます。


オケのメンバーが入った

リハーサル前の大阪城ホール







1部のMayJのアナ雪「ありのままで〜」は

最後で合唱団とのコラボでしたが

できることなら

スクリーンに映ったアナ雪観ながら

うっとり聴いていたかったような

合唱団の楽譜が見えるように

急に会場が明るくなって

現実に戻されました

スーパーキッズオーケストラと

ヨドコウ吹奏楽

ベース、ドラム、ピアノ、

佐渡さんが引き出す最高の音を

もっともっと聴いていたかったなあ


第九の演奏を引き受けてくれたのは

PAC(西宮芸術文化センター)のオーケストラと

ケルン放送交響楽団のコンサートマスター12人

リハ、ゲネプロ、本番、と

3回も聴くことができて

自分もそこに加わることができて

シラーの詩そのもの


〜時の流れが断ち切ったものを

あなたの魔法はふたたび結び合わせる

あなたのやさしい翼の下で

すべての人は兄弟となる〜

          翻訳 飛鳥井雅友



第九の最後弦楽器がゆっくり音階を下がってくると

あ〜もう終わっちゃう〜

そして最後の音を佐渡さんのタクトが止め

万雷の拍手が湧き上がって

感動と深い充実感が

涙に変わっていきました


第一楽章から第三楽章までの約1時間

コーラスはお休みなので

時々目をつぶって

自分が今パレルモのマッシモ劇場のロイヤルボックスで

聴いている気分になってました

贅沢すぎる時間を過ごしました


贅沢といえば・・・

お昼ご飯は「特製第九幕の内弁当」を事前に注文





1200円でペットボトルのお茶(もちろんサントリー伊右衛門)つき

ご飯類が何種類か入っていたのですが

たぶんもち米を混ぜてあったので

冷たくなっても固くなく

少しずつ色々な味が楽しめるお弁当でした

こんな時も食べ物には手を抜かない私・・・

しかしこれが仇となって

マッシモ劇場のロイヤルボックスで

夢の中を漂いました

あ〜幸せだったなあ


演奏終わってからは

レッスンでいつも隣の席だった方たちと

打ち上げをして帰りました

来年もまた会えますように


これから気分を切り替えて

そして年末年始のシチリア旅行の準備に

本腰を入れます

2014-12-08 21:45 | 記事へ | コメント(6) |
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