間違いだらけの子育て〜子育ての常識を変える10の最新ルール

図書館で予約して4ヶ月待って
ようやく順番が回ってきました
一番関心のあったルールは
”ほめられる子どもは伸びない”
研究によれば
「能力」をほめられた子どもは
失敗を恐れ目標を低く設定する傾向にあり
負けず嫌いで他人を批判しやすい、とか
「努力」をほめられた子どもは
失敗を恐れず挑戦することができるようになるそうです
心理学実験実習初級の
クレペリン検査(一桁の足し算の連続)を
我が家の子ども二人に協力してもらったとき
まさにこの傾向がピッタリだったのです
長男はできないことが多いので
どうしても「努力」をほめることになり
4歳下に生まれた娘は
教科書通りの発達をしたことで
「能力」をほめて育ててしまいました
クレペリン検査で
兄の方が計算が速かったことを知った娘は
たいそうご機嫌ななめとなり
すっかりやる気をなくしてしまったのです
いまや「プライド」は高いけど地道に努力するのは嫌い、
自分に自信がなくて内弁慶
という最悪の状況です
子どもが小さいころは
どうしても「できること」をほめてしまいがちです
・・身近に失敗例がいるだけに
どうしても読んでみたかった でした
これから育児をされる方に
ぜひ読んでいただきたい一冊です

間違いだらけの子育て
子育ての常識を変える10の最新ルール
ポー・ブロンソン
アシュリー・メリーマン 共著
小松淳子 訳
インターシフト
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4772695230_1.html
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2011-10-03 20:24
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「なるほど!」努力をほめれば、よいのですね
まだ、遅くないと思いたいですね。
もしかしたら、大人にも、自分自身にも、効果がありそうな気がします・・・。
ほめることがいっぱいある子もいるけど
なかなかほめるチャンスがない子もいますよね
そんなときはみとめてあげる≠謔、にしていました。
本当はこうしたかったんだ
ここまでがんばったね…などなど…
そうそう入院中、看護師さんや理学療法士さん、ヘルパーの方に声をかけていただいて嬉しかったですし、やる気がでましたよ(*^-^*)
思っていた以上に早く退院出来たのはみなさんのおかげです(*^O^*)/
難しいですね(^_^;)
こっちは「努力」を褒めたつもりでも、受け取る方が「自分は出来るんだ」となってしまったら、どうにもならないし(^_^;)
だからと言って、叱るばかりでもねぇ。
褒める事は叱る事より難しいのですね。
yamachanchiの子供たちは出来ない事の方が多いのですが、勘違いも多いって言うか、言葉通りに受け取るので、より難しいです。
どうしたものでしょうね〜(^^ゞ
コメントありがとうございます
アメリカでは3歳児にIQテストを実施して
上位1%の子どもをgifted childとして
英才教育をしているそうで
その後の追跡研究論文が
我が家の場合もう手遅れかも
発達障害のある上の子の育児で苦労したため
下の子が「普通」にできることが嬉しくて
ついつい「できること」をほめてきたように思います
ほめることは諸刃の刃・・・本当にそうなんですね
リハビリもほめてもらえるとやる気
プロはほめどころの見極めが上手なんでしょうね
本当に難しいです
我が家では
子どもより夫をほめるのが
一番即効性があるような気がします
の両方が微妙に関わってきますよね。
私は母から
「おまえは褒めるとすぐいい気になるから、褒めない。」と
言われて、成績1番とっても、硬筆で賞をとっても学級委員になっても、ノーコメントでした。
ま、別に褒められようと思ってやっていたことではないですが。
だから、自分の子供はなるべく褒めるとこ見つけて褒めてあげようと思っていましたが、「努力」と「能力」という褒めるポイントの違いでそんな結果になるんですね。
なるほど、です。
ほめるポイントが大切だそうです
でも子どもが小さい時ほど
「能力」をほめることが多くなるので
なかなか難しいですね