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2013年03月09日(土)
ホームレス障害者 彼らを路上に追いやるもの

3か月待って図書館の順番が

回ってきました。




http://www.nippyo.co.jp/book/6020.html



著者は養護学校の校長・牧師として

障害児や社会的弱者とよばれる人たちとの

共生を実現しようと生きてきた人です。

あとがきにある

「しかし、私が得たのは、

支えるはずの私がいつのまにか支えられ、

彼らに働きかけている私の方が、

引き出され、呼び出される、という経験でした。

福祉の世界で『支援の相互性』と呼ばれることが、

私に起こったのです。」


私自身も息子を育てながら実感したことは

この体験でした。


・・・私が教育委員会に勤務していたとき

肢体不自由の人たちとの話し合いああり、

その場でAD/HDのことが話題になった。

その時重度の脳性まひの人が、

「AD/HDなんてものは障害とはいわない。

障害とは自分のような者を言うのだ。」と

言った言葉が忘れられない。 P206

…インクルージョンは、さまざまなニーズをもつ人々が

互いに助け合って生きる社会、「共に生きる社会」の理念である。

・・・社会的排除の原因としての貧困や不平等をみすえ、

社会正義や機会均等を要求する。

そしてすべての人が選択と自己決定の機会をもつことを求める。

これが実現された社会では、「障害者」や「障害児」という言葉は存在しない。

あえて障害のレッテルを貼る必要のない、理想の人間社会が生まれる。

(ピーター・ミットラー/山口薫訳
 インクルージョン教育への道   東京大学出版)


2013-03-09 10:13 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
| ★読書 |
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こんにちは(*^O^*)/

興味深い内容ですね

Kazeも発病して、ICUで生死の境を彷徨っていたときに
養護学校や養護学級で出会った子どもたちを思い
ここで弱音を吐いたら笑われると
弱気になる自分を励ましました。

これまで出会った子どもたちに力をもらっている日々です
KAZEさん

支えるはずの自分が
支えられているという気持ち
とてもよくわかります。
お互いさまなんですよね
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