ニックネーム:mkfamily
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2013年01月18日(金)
阪神大震災から18年目の朝
阪神大震災から18年目の昨日の朝、

我が家の最寄駅で人身事故が発生。

けたたましいサイレンの音が鳴り響き、

ちょうど登校時間帯だった私の家族も影響を受けました。

亡くなったのは若い男性だったとか。

なぜこの日に。

この日だから・・なのかな。

それでも新聞には、

自殺者が15年ぶりに3万人を下回ったという記事が載りました。

http://www.asahi.com/national/update/0117/TKY201301170076.html?ref=reca

先週末、湯浅誠さんの講演で、

自殺者を防ぐことの社会的経済的意義について聴いたことを思い出しました。
 
一人の人には平均5人の身内(親族や友人)がいると言われています。

親しい人を亡くしたあと、遺された者は自分を責める傾向があり、

その心理は「サバイバーズギルト」といわれています。

あの時・・していれば、あの時・・・だったら・・・。

ましてや亡くなった原因が自殺だとしたら、

遺された方の心中はいかばかりでしょうか。

仕事も勉強も家庭生活や友人関係も

うまくいかなくなってしまう場合もあるでしょう。

行動が委縮し、経済活動も低下します。

一人の自殺者に5人の身内がいるとして、

年間3万人の自殺者の周りに15万人の身内。

これが15年続いたわけですから、

225万人の方が自殺者の身内という計算になります。

自殺者をなくすという運動は、

倫理的な理由からだけではなく、

社会的経済的にも根拠があるのです。

今日も別の駅で人身事故が発生し、電車が止まりました。

自治体や民間団体の自殺防止対策が、もっと広がりますように。
 


いのちの電話
http://www.find-j.jp/zenkoku.html


2013-01-18 17:02 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
| ★日記 |
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こんばんは(*^O^*)/
自殺される方には、いろいろなものを抱えておられたのだろうと思います。
突然の病で亡くなったときでさえも
家族は、その死を受け入れられません…
まして自死の場合なおさらです…

近藤ようこさんが坂口安吾が
『堕落論』でもなんでも、説いているのは「美しく死ぬな、諦めてかっこ悪く生き続けろ」ということだ
と紹介していますが、生き続けるには勇気≠ェ必要ですし
支えてくれる人がいることだと思います。
KAZEさん

若い人にはでのつながりも
抑止効果があるようです。
とにかく誰かとつながって生き延びて欲しいです。
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