上野千鶴子にきく 「これからの時代おひとりさまをどう生きる」
夏の終わりに申し込んでからずっと楽しみにしていました


会場は女性率95%以上
楽しい講義の後で質問コーナーがあり
勇気を出して手を上げました
「上野先生の研究をはじめ
多くの社会学の研究対象は団塊&Jr.です。
私たち新人類と呼ばれた世代がアラフィフになり、
その子供たちは少子化で大学全入時代を経て社会に出ていく年代です。
この世代の分析とアドバイスをお願いします。」
先生の回答は的確で、そして温かいものでした
*新人類と言われる世代は、高度成長時代の最後のあだ花です。
まだ就職もよかったし、バブルの恩恵も受けたはずです。
しかし今後あなた方が経験したようなことは、子どもの世代に絶対に起こりません。
*東日本大震災の後、日本の未来を担うのは若者です、とは
私は決して言えない。
泥船の日本を脱出しても構わないので、世界のどこかでどうか生き延びてください。
好きなことをみつけて仕事にするという考えではなく、
好きではないことも努力できる人間になって下さい。
感謝される能力を身に付けてください。
そのためのスキルを身につけてください。
それは学歴とは全く違います。
とても素晴らしい講義とメッセージでした。
少しの期待をもって 著書を持参したところ
サインをしていただけました

満ち足りた一日でした
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2012-10-27 17:38
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★日記 |
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有意義な時間を過ごされましたね
そのうえ勇気を出されての質問に
上野さんの言葉、深いですね
これからの時代、若者たちに求められているのは、
“学歴”という隠蓑に頼らないことですね
ありがとうございます
昨日からずっと「生き延びてほしい」という
先生の言葉を反芻しています