驚きの介護民俗学
KAZEさんに勧められた です。
図書館で借りずに買うことにしました。

http://www.igaku-shoin.co.jp/bookDetail.do?book=84380
大学で民俗学を教えていた著者は
準教授の地位を捨て
現在特別養護老人ホームで働いています。
入居者からの聞き取りを通し
民俗学が気づかずにいた
「忘れられた日本人」を発見します。
上野千鶴子氏は
「介護とはケアする側とケアされる側の相互行為」
だと言います。
また、「ケアされることを強制されない権利がある」
を強調します。
ケアはケアされる側にとって
無条件によきこと、とされる風潮にあって異議を唱え、
「身体的拘束等の不適切なケアを強制されない権利が
社会的弱者にあるということばかりでなく、
ケアそのものに暴力性や抑圧性が内包されているという点で
重要なのである。」 共に本文p221より
なぜなら、
ケアされる者はこの関係から退出することが
できないから、である。 本文p222より
「無限定な受容や共感では、
『自分と相手との一体化』が強調され、
それは裏返してみれば
『ケアを通して相手を併呑してしまうケアの暴力性に鈍感である』
ということを意味している」
に出てくる認知症の女性たちのエピソードを
読んでいると
私が学童で担当しているダウン症の
お茶目な女の子が頭にうかんで
とても痛快でした
驚きの介護民俗学 六車由実
医学書院
|
2012-05-28 23:36
|
記事へ |
コメント(2) |
トラックバック(0) |
|
★読書 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/mkfamilydeux/trackback/173/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
六車さんにしろ『障害者の経済学』の中島隆信さんにしろ
福祉と違う畑で研究されていた方が
新しい風を吹き込んでくれていますね
これからもっと違った分野の方のアプローチが増えてほしいですね
いつもいい
固定観念のない柔軟な発想、
異業種の専門家ならでは、ですね