女性心理学 現代を女性として生きるために

4月から高3になる娘
はじめは淡い憧れだった「一人暮らしの大学生」
それが本気になってきたようで
自立のためにはいい機会なので
私も賛成です・・・が・・・
それが・・・最近・・
一緒に住むのはあと1年かもしれない、
という寂しさが折に触れ募ってきます
でも本人が行きたいと言っているので
ここは送り出すのが親心ですね・・・
http://business2.plala.or.jp/asyl/yuigaku/41-9.html
女性心理学 現代を女性として生きるために
唯学書房 肥田幸子ほか 2008
まえがきより
これほど女性がその性別と役割の複雑さに
困惑した時代がかつてあっただろうか
・・・現代の女性は自由にさまざまな将来を
選択できる可能性が広がっている
しかし、このような時代の中で
なぜか女性たちがその幸せを享受しているようには
感じられない
なぜこのようなことが起こるのだろう
・・・「男女平等」のかけ声がかけられて久しい
しかし女性たちは遅々として変わっていかない
社会の現実に出会っては落胆させられている
性別役割に関する慣習や暗黙のルールは
外側から女性を縛り
いつの間にか自分自身の中に植え付けられた
「女性としてのあり方」の認識によって
女性は内側からも縛られている
こうした縛りは人生の各段階に
特有の現れ方をして
女性の心と身体を複雑に支配する
ところが多くの場合それに気づくことは困難であり
気づいても自らを解き放つことができずに
苦しんでいる女性も多い・・・・
ちなみに本文43pの「同一性地位判尺度」を
娘がやってみました
結果は「同一性拡散ー積極的モラトリアム中間地位」
D-M中間型でした
大学生男女310人に実施した結果
一番多かったのがこのタイプだったそうで
「漠然としたイメージはあるが
確信的な自分像はみえていない」という状態だそうです
私もそんな学生でした
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2012-03-08 20:46
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でも、その淋しさ、わかります。うちは、わざと、雛飾りを遅めに片付けていたり・・・(ゆっくり、でも、パートナーは見つけてくれ、との願いを込めて・・・・)。「自立しなさい」と右手で促し、左手ではブレーキかけたいのが本音ですが、左手は、後ろで抑えておいたほうがいいかもしれないですね。
女性であることを意識しないで済むのは、ある意味、幸せかもしれません。もちろん、無意識に縛られていることもあると思うけど。私も、今、振り返ると、就職してから? あるいは、本当に実感したのは、結婚してからかも? 遅すぎ・・・。
コメントありがとうございます
娘はとても依存的に生きているので
大学進学で一人暮らしは
いいチャンスだと思うのです
本当にありえない位
親に依存しています
母と娘の関係は難しいですね
自立を促しつつブレーキをかける・・・
とてもよくわかります
これが息子だとまた違うんですよねえ
娘さんが自立しようとするのは、今までタップリ愛情を注がれていた証拠ですね。
我が家も同じく来年高3になる娘、
寮生活の大学を暗にすすめて独り立ちさせようとしても、
そんな私の魂胆を見抜いて、「絶対、見に行かない」と。
いつまでも親元に居て、とかわいがるおうちではひとりだちし、
早くうちから巣立ってくれ、と思っているうちでは居座る。
という家庭が周りでも多い気がします。
子供がかわいくない訳ではないですが、私がとてもドライなので、子供は子供の生活を築いて、早く夫婦ふたりでゆっくり過ごしたいです。
自立にも「タイミング」があるように思います。
お嬢さんも必ずその時が来ると思いますよ
うちだって数か月前までは
考えられない選択だったのです。